女子中高生向けのプログラミング体験キャンプ(Waffle Camp)を実施しました
ウェブサイト制作のレクチャー
2023年8月26日、女子中高生を対象にプログラミングの楽しさを体験し、IT分野などに関心を持ってもらうきっかけづくりとして、東京のNPO法人Waffleと豊岡市の共催で「女子中高生向けのプログラミング体験キャンプ(Waffle Camp)」を開催しました。
4人の女子中高生が参加し、メンター(助言者)の女子大生などのアドバイスを受けながら一日がかりでウエブサイトを制作しました。
内容
- 「ウェブサイトの制作」では、NPO法人Waffleのスタッフや同法人のプログラムに参加する女子大学生が専門言語のHTMLやCSSなどの書き方や画像の挿入方法などを丁寧にわかりやすくレクチャーしながら、自分の作りたいウェブサイトを制作しました。
- 最後に、各参加者は制作したウェブサイトを発表し、各メンター(助言者)が講評などのフィードバックを行いました。
共催
NPO法人Waffle、豊岡市
協力
株式会社ピージェイ
キャリアトーク(その1)
市内IT企業でプログラマーとして働く正垣卯実さん(株式会社ピージェイ社員)は、文系学部卒業でもプログラマーになれたことや、コードを書くことだけではなく稼働に向けたテストや顧客とのコミュニケーションが大切なこと、自分がプログラミングに関わったシステムが実際に動くのを見ると創り上げた実感が生まれたことなどを紹介しました。
キャリアトーク(その2)
今春NPO法人Waffle主催の「Technovation Girls(アプリ開発の国際コンペ)」に参加した近畿大学附属豊岡高等学校2年生の田口汐織さんは、プログラミングに興味を持つようになったきっかけをはじめ、全国から参加した仲間と一緒に高校生のミュージシャンを紹介するアプリを数カ月かけて開発し、コンペでは優秀作品に選ばれたこと、東京でIT企業の社長などの前でプレゼンテーションしたことを紹介しました。
各参加者から制作したウェブサイトの発表
最後に、各参加者は制作したウェブサイトを発表し、各メンター(助言者)が講評などのフィードバックを行いました。
参加者アンケートの主な結果(感想を含む)
- 参加者の理解度と満足度はきわめて高かった。
- メンター(助言者)はシステムエンジニアなどをめざす情報系女子大生でしたが、彼女らのレクチャーとアドバイスも高評価でした。「うまくメンターに声がかけられない時に気にかけてくれてうれしかった。」「親切に教えていただきうれしかった。わからない部分を解決できた。」など。
- 将来どの分野の勉強や仕事がしたいかとの問いに対しては、ITなど情報系の進路や、プログラマーやゲーム制作などが多数。
- この体験キャンプをまわりの人に勧めたいと思うかに対しては、「思う」が8割。
- 全体的な意見・感想としては、「将来について深く考えることができた。」「プログラミングのことがよくわかった。」「自分でウェブサイトが作れて楽しかった。」「とても楽しかった。」など。
より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。
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