運動会の「行進」で身につく大切なもの ~協調性があるからこその個性~
人のまねをしているときには、相手の言動を鏡のように映しとる脳の「ミラーシステム」が働いています。
私たちの脳には、実際に動くときにも、ただ見るだけのときにも反応する神経細胞があって、このおかげでただ”見る”だけでも、ある程度まねができるようになります。そして、実際にまねをするためには、相手や周囲の人の動きをよく見て、聞いて、感じて、このミラーシステムを活発に働かさなくてはなりません。
実は、このことが「相手の立場になって考える」や「共感する」といったことにも役立っているようです。
運動会での「行進」はただ歩いているだけではありません。周りの人を見ながら、動きがずれていないか確認し、足並みそろえて、できるだけ同じ動きをしようとします。このとき、子どもたちの脳では、このミラーシステムが活発に働いています。
周囲の人に合わせられることは、社会生活を円滑に送るうえでとても大切なことです。
脳を育てる観点からも、「行進」することはとても意味深いことのようです。
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