2022年度『台風23号メモリアル水防訓練の実施』
災害対応への意識向上
国・県・市の新任職員など、約100人が参加
2022年6月12日(日曜日)、六方河川防災ステーション立野拠点で『台風23号メモリアル水防訓練』を実施しました。
訓練には、豊岡消防団と国・県・市の新任職員など約100人が参加しました。
台風23号メモリアル水防訓練
本訓練は、円山川において大きな被害が発生した平成16年台風第23号から10年目の節目となる平成26年より開始され、水害の怖さを今一度振り返り、記憶の風化を防ぐと共に、消防団、行政機関、自主防災組織等が一体となって地域の防災力向上を目指し、出水期を向かえたこの時期に実施をしています。
本訓練は、円山川において大きな被害が発生した平成16年台風第23号から10年目の節目となる平成26年より開始され、水害の怖さを今一度振り返り、記憶の風化を防ぐと共に、消防団、行政機関、自主防災組織等が一体となって地域の防災力向上を目指し、出水期を向かえたこの時期に実施をしています。
豊岡消防団による指導
水防活動等の経験豊富な消防団員に指導いただき、土のう作成、積み土のう工法を行いました。
【豊岡消防団】
近年では平成30年7月豪雨時に、円山川の堤防裏法面から漏水していた箇所において、土のう約500個を用いた釜段工を実施し、堤防の決壊予防に活躍されました。


実施内容
座学
- 災害対策用車両・土のう造成機の展示説明(豊岡河川国道事務所)
- 土のう製作と積み土のう工法についての説明(豊岡消防団)
実技
- 土のう作成
- 水防工法の基本作業。
- 袋に土を入れ、ひもを引き口で絞り、ひもを2・3回まわしてから上から下へ通し、引いて締めて出来上がる。
- 重さは、30キログラムから40キログラム(袋に6割程度)で、1個の製作の所要時間は、熟練者で2分程度。
- 本演習では土15tを使用し、4山に分け、各班で土のう袋を計90袋程度使用し製作。
- 土のうの積み方(積み土のう工法)
- 増水により、水が堤防を越える恐れがあるときに用いる工法。
- 水防工法の中で最も基本的な工法で、越流水深に応じ、3段、4段、5段積みを行う。
- 本演習では、6mの3段積み工法を実施。




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このページに関する問合せ
危機管理部 危機管理課 危機管理係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-5932
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