平成25年3月7日から津波警報が変わりました
気象庁が発表する津波警報や津波情報の内容が、平成25年3月7日から、次のように変更されました。
予想される津波の高さ
- マグニチュード8を超えるような巨大地震の場合は「巨大」「高い」という言葉で発表して非常事態であることを伝えます。
- 正確な地震の規模が分かった場合は、予想される津波の高さを5段階の数値で発表します。
- 予想される津波の高さは、危機感を伝えるため、それぞれの発表基準の高い数値を発表します。
津波観測に関する情報
- 高い津波が来る前は、津波の高さを「観測中」として発表します。
- 沖合で観測された情報をいち早く伝える情報を新設します。
津波警報・津波情報に関する問合せ
神戸海洋気象台業務課
電話:078-222-8907
津波に対しては次の点に注意しましょう!
(1)強い揺れを感じたら津波情報を待たずに逃げる
海のそばや河川下流部の特に河口付近で、立っていられない程の強い揺れを感じたら、津波が襲来する可能性があると考え、揺れが治まりしだい、行政からの情報(防災行政の放送等)を待たずにただちに高い場所(高台や避難ビル)に避難を開始してください。
(2)揺れが小さくても1分以上続けば逃げる
1896年の明治三陸地震津波は、揺れが小さかったために津波が襲来することを考えず、22,000人の犠牲者が発生しました。揺れが小さくても長く続く地震は、大きな津波をもたらします。揺れが1分以上続いた場合は、津波が襲来する可能性があると考え、揺れが治まりしだい、行政の情報(防災行政無線の放送等)を待たずにただちに高い場所(高台や避難ビル)に避難を開始してください。
(3)避難は徒歩が原則
車両を使用した避難は、渋滞に巻き込まれるだけでなく、避難情報や周辺の状況が把握しにくいので、できるだけ歩いて避難しましょう。
(4)大声で避難を呼び掛けながら逃げる
地震津波のときは、隣近所を訪問して避難を誘うよりも「津波が来るから逃げろー!」と、逃げながら大声で避難を呼び掛けた方が効果があります。また、避難時には、避難したことが分かるように玄関などに目印(旗や張り紙等)を付けると効果的です。
(5)津波注意報で海岸から退避、津波警報で高台に避難する
人は50センチメートルの津波でも立っていることができず、波に足をとられ、海に引きずりこまれます。津波注意報が発表されたら津波襲来が予測されるため、少なくとも海岸部からの避難が必要です。また、津波警報が発表されたら、海岸部の家から立ち退き、高台に避難してください。
(6)川から遠ざかる方向に避難する
津波は、最初に、河口部から河川を遡上しながらやって来るため、川から遠ざかる方向に避難してください。
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このページに関する問合せ
危機管理部 危機管理課 危機管理係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-5932
問合せは専用フォームを利用してください。