豊岡市経済ビジョンの策定

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ページ番号1025816  更新日 令和5年5月11日

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 豊岡市の“10年後(2032年度)の社会経済のあるべき姿”と、その実現に必要となる“取組みの方向性”を示す「豊岡市経済ビジョン」を策定しました。

豊岡市経済ビジョン

経済ビジョンの画像

ビジョンの概観

10年後の社会経済のあるべき姿

 豊岡市が持つ豊かなポテンシャルを再評価し、まち全体で次のことを備えた社会を目指します。

 1. 社会の変化に対するレジリエンス(しなやかさ、耐性)が高まっている
 2. つながり、支え合う「共に生きる経済」が広がっている。

10年後の社会経済のあるべき姿の概念図

 10年後に目指す姿は、それぞれの産業や事業者が変化にしなやかに適応しつつ、つながり・支え合う関係性を構築している状態です。

 その様な状態が広まることによって、経済活動の主体同士の多様性に富んだ共生の在り様が育まれ、同時にまち全体の変化へのレジリエンスを高めることができます。

 そして、これらいずれの場面においても、豊岡市が持つ多彩な資源が活かされ、「レジリエンス」と「共に生きる経済」の構築に力を発揮しています。

まち全体(We!)で進める“取組の方向性”

 10年後の社会経済のあるべき姿の実現に向けた四つの取組みの方向性を定めました。

固定観念からの脱却と新しいビジネス創出の仕組みづくり

〈目指す状況〉
慣習やルール等の見直しもためらわない、革新的な機運が多くの企業・地域経済団体・市民等に広まっている。従来の“経済”や“産業”の枠に捉われず、多様なステークホルダーによる新しいビジネスが生まれている。

先進技術の導入、従来関係性が無かった相手との連携、営利性と公益性(医療・教育や子育て環境の充実等)の両立などの新たなテーマに挑む事業が活発に生まれている状況を目指します。

経済・産業の領域を超えた連携の仕組みづくり

〈目指す状況〉
企業・地域経済団体・市民等の異なる主体が連携し、協力し合う体制や関係性が構築されている。社会変化が生じたときには、各々の強みを活かしながら助け合って一丸となり、地域ぐるみで課題共有や事業変革などに取り組んでいる。

各々の主体が、地域、業種・業態、携わる伝統・特色、職業、立場などの違いを超えて協力し、多彩な資源を持つ豊岡市の強みを活かして事業変革等に取り組んでいる状況を目指します。

地域固有の価値(強み)の磨き上げ

〈目指す状況〉
地域の個性を活かしたビジネスが広がり、多くの企業・地域経済団体・市民等が交流人口の増加や市外との取引に携わっている。まち全体の“地域の外から稼ぐ力”が高まり、人口減少と地域経済の縮小に耐性のある経済が構築されている。

豊岡市の伝統と特色(かばんをはじめとした特産品、自然・歴史を活かした観光地、環境経済事業や演劇の取組等)を活かした取組みが磨かれ、地域全体に貢献している状況を目指します。

チャレンジを続けられる環境づくり

〈目指す状況〉
地域の企業・地域経済団体・市民等の主体が、社会変化に合わせた事業・自己変革等の取組みを進めている。あらゆる主体が、新たな知識や技能、変革のためのノウハウ等を習得する機会を得て、地域の中でチャレンジを繰り返している。

地域全体で変化に向き合っていくための備え(リスキリング等)が進んでおり、あらゆる企業や地域経済団体・市民等が、未来に向けてチャレンジ・再チャレンジできる状況を目指します。

ビジョン策定後の施策の検討

 策定した経済ビジョンを道しるべに、市内企業・地域経済団体・市民等が一丸となって「We!」(私たち)を合言葉に“10年後のあるべき社会経済の姿”の実現を進められるよう、必要な施策を検討します。

経済ビジョンの構造

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このページに関する問合せ

コウノトリ共生部 環境経済課 経済政策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-4480 ファクス:0796-24-7801
問合せは専用フォームを利用してください。