市長臨時記者会見(2026年2月18日)
日時
2026年2月18日 午後1時15分~2時50分
場所
豊岡市役所 3階 庁議室
会見事項
2026年度当初予算について
質疑応答(発言要旨)
2026年度当初予算について
Q1 豊岡病院の貸付金は、病院がこういう状態でこれだけお金が足りないので貸し付けをするという一覧はあるか。その判断をした理由は。
A1 当然、豊岡病院からは説明を受けた。内部留保がマイナス15億円。このままでいくと2025年度でも起債許可団体になりそうだ。緊急的にお金を用立てしないとキャッシュフローが回らない。豊岡市と朝来市を足して、2年間で50億円貸してほしいと言われた。
今後の改善見込みをしっかり見定めてもらう必要があり、1年間で25億円貸し付けることで了承した。豊岡市分としては、約19億円貸し付ける。あくまでも貸付なので、今後何年間で返してもらうのか、据え置くのか、利率をどうするのかは、調整が必要。まずはキャッシュフローが回らないことを緊急的な状況と認識して、貸付の予算化をした。
Q2 突然、聞いたのか。今、言ってきたのか。
A2 豊岡病院に限ったことではなく全国的に経営状況は厳しいというのは従前から聞いていたが、キャッシュフローが回らないという話を聞いたのは、昨年の9月か10月ごろ。
Q3 豊岡市としてはその時点で貸し付けが必要だという認識はあったのか。
A3 その時点で認識はない。ただし、細かい数字の精査はしていないが、経営状況が厳しいという認識はあった。全国的に公立病院の7割が赤字ということは、新聞報道などでも分かっていた。私も病院議員出身者のため経営については、人が少ない地域で高度急性期を担うことは非常に難しい課題であることを知っている。
コロナ禍を通じて、病院組合の経営が一瞬黒字になっていた。そこで抜本的に改革をすることで、一息ついたかと思われた。そのあと急激に財政が悪くなったので申し入れされたと思っている。キャッシュフローが足りないことは突然だと受け止めた。それだけ危機的状況だと認識した。
Q4 今回はこの金額のみの貸し付けで終わりなのか。来年度もあるのか。
A4 当初は2年で50億円といわれたが、そんなことは飲み込めないため、1年で25億円とした。まずは構造改革委員会で、抜本的な構造改革を進めることを見据えながら、今後のことは考えてこうと思う。
貸付はこれで終わりだと言うべきではないが、できればそうしてほしいと思っている。診療報酬に左右されるものなので、この度診療報酬の改定が行われて、人件費分も診療報酬が病院の経営上プラスになるような改定が行われると思っている。詳しい診療報酬の改定が示されたら、それに沿って、経営改善につながるよう取り組んでもらう。
Q5 構造改革委員会は病院組合が設けているのか。
A5 はい。豊岡市はオブザーバーとして副市長が参加している。
Q6 全額貸付なのか。後年、半分ぐらいは市が負担するのか。一部自治体にはそういうところもある。
A6 19億円は全額貸付。返してもらう前提。
Q7 予算の大枠が膨らんでいるのはこの影響か。財調整基金を崩した額が、金額的には27億円か。
A7 はい。資料(「豊岡市予算について」の14ページ)では当初予算時の財政調整基金は27億円となっている。一方で、2025年度末現在高見込みでは53億8000万円。これまでも当初予算の時には財政調整基金から15億円ぐらいを取り崩して予算編成して、1年間かけてその15億円を基金に戻していく「財政調整機能」として財政調整基金を活用している。年度末と当初予算で大きな差が生じているのは、この運用によるもの。この見せ方は混乱すると思ったが、これまでこういうまとめ方をしているので、あとは口頭で説明することにした。
今回の予算の膨らみは、豊岡病院のことがなくても、年度末と年度当初の財政調整基金を比べると大きな差ができる。ただし、昨年までは15億円を取り崩して予算化して15億円を返すやり方をしていたが、今年度は「医療費の拡充」「保育料軽減の拡充」をしたので、17億円。いつもより2億円プラスになっているのが昨年度と違うところ。
Q8 27億円というのは過去最高なのか。
A8 予算収支不足額は17億円、今回豊岡病院の10億円があるので、27億円というのはこれまでで最大の取り崩し額。平成29年度に財政調整基金の70億円程度を一部取り崩して公共施設整備基金に積み替えたことがあるので、正式には積み替えで70億円を崩したというのがある。ただし、通常の要因で27億円を取り崩したことはない。
Q9 今回、豊岡病院への貸し付けで予算額全体が膨らんだがそれを除いた通常の部分は市長として積極的に財政編成をしたのか。財政的な制約があって抑えたのか。
A9 積極財政にした。保育料の軽減だけでプラス1億円。経常費がかかることに一歩踏み出した。また高校生までの医療費支援の拡充をした。
Q10 市長選で訴えたことは比較的反映できたのか。
A10 はい。
Q11 医療費の高校生年代までの完全無償化ではなくて一部負担にしたのはどういう判断なのか。
A11 今日の時点では、高校生までの医療費は対象になっていない。中3まで所得制限がある。子育てに優しいまちを掲げているが、限られた財源で、両方することが難しい。それでも子育てに優しいまちにしていきたいと思ったとき、中3までの所得制限をなくすか、所得制限があっても高校生までに伸ばすかという選択をした。県下で、高校生までを対象にした医療費の支援が広がっているので、豊岡市としても出遅れることなく、所得制限は残っているが、高校生までの医療費の無償化を選んだ。300円上限で市民の理解を得たい。
Q12 所得制限なしを目指すのか。
A12 初めての予算編成で、市長選で掲げたことを盛り込んだつもり。一気に所得制限なし、までは考えていない。豊岡病院のことも突発的に出てきたため、慎重に考えながら編成した。思いとすると、子育てに優しいまちを掲げているので、今後の検討材料にしたいと思っている。
Q13 市長として特に注目してほしい2026年の事業は。
A13 保育料の軽減。医療費助成の拡充。稼ぐ力強化、経済の活性化。脱炭素先行地域。予算は小さいが、地域課題を現地解決型で推進できるよう、振興局の予算を増額した。文化会館の整備について、リニューアルで一定の方向性を示したが、新しく建てようと思っていた場所がそのままになっているので、いかに早くきれいにするか、早く予算化したい。
Q14 文化会館の土地は何に使うのか。駐車場か。
A14 はい。
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