自衛隊とは

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ページ番号1015813  更新日 令和4年8月8日

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国家を守る公務員。 それが、自衛官です。

安定したワークライフバランス

勤務は、8時15分から17時までの1日7時間45分を基準とし、基本的には週休2日制。祝日や特別休暇もあり、訓練等で休日勤務した場合には、代休を取得できます。

国家を守る公務員
自衛官は、国の平和と独立を守るという使命の下、領土・領海・領空を守る活動や災害時の捜索・救助、医療等の対応、海外での国際平和協力活動などを行っています。
充実の福利厚生
自衛官にはさまざまな手当があります。また、各種保険を完備。賞与の支給、被服の支給・貸与もあり。寮の居住者には食事や寝具が支給され、家賃もかかりません。
あらゆる仕事がある職場
多様な分野のエキスパートが活躍する自衛隊。戦車や艦艇などの最新装備を扱う分野から人事・総務まで、陸・海・空それぞれに適性に応じた幅広い選択肢があります。
女性にも広がるフィールド

年々、女性自衛官の数が増えてきています。原則、全職種が開放され、2019年3月末現在で約1.6万人が所属しており、全自衛官に対する割合は約6.9%です。

自衛隊ってどんな仕事?

 自衛隊には、さまざまな職種・職域があり、幅広い活躍の選択肢が揃っています。

自衛官候補生

 採用後「自衛官候補生」(特別職国家公務員)に任命され、自衛官となるために必要な基礎的教育訓練に専念する新しい採用制度です。
 自衛官候補生として所要の教育を経て3カ月後に2等陸・海・空士(任期制自衛官)に任官します。
 任期満了後は、引き続き勤務し曹を目指すか、民間企業へ転職する道があります。

一般曹候補生

 陸上・海上・航空自衛隊の曹となる自衛官を養成する制度です。
 一般曹候補生は、入隊後2年9月以降選考により3曹へ昇任します。
 自分の能力に合わせて、知識と技能を高めていくことが可能です。

自衛隊幹部候補生

 一般・歯科・薬剤科のコースから各自衛隊の幹部自衛官となる者(飛行要員含む)を養成する制度です。
 「一般幹部候補生」「歯科幹部候補生」「薬剤科幹部候補生」と、幹部候補生の採用試験には3コースがあります。
 幹部候補生学校を修了後、3尉として部隊で勤務します。


自衛隊採用・養成制度の図

再就職サポート

 自衛隊は、精強さを保つため、多くの自衛官が50歳代半ば、任期制自衛官は20歳半ばで退職することになっています。
 そこで防衛省は、退職予定自衛官の再就職を人事施策における最重要事項の一つとしてとらえ、再就職に有効な職業訓練や雇用情報の有効活用など、さまざまな就職援護施策を行っています。

元自衛官(豊岡市職員)の体験談

写真:元自衛官(豊岡市職員)

 私は一般曹候補生として陸上自衛隊に入隊、2年間の勤務の後退官し、平成26年に豊岡市の職員となりました。自衛隊を目指している方の参考になればと、私の自衛隊での体験を紹介します。
 私が自衛隊に入隊したのは平成24年の春のこと。そのおよそ1年前に発生した東日本大震災で懸命に救助活動を行う自衛官の姿をテレビで見た事が、自衛隊の門を叩いたきっかけでした。
 入隊して初めの3カ月は香川県善通寺駐屯地で自衛官の基礎を学ぶ共通教育を受けました。今まで経験したことのない集団生活や厳しい訓練に心が負けそうになったこともありましたが、前期教育を修了し、それぞれの後期教育の場へ別れる際には泣いて惜しむほどの仲間が出来ました。
 また、この前期教育中に今後の職種も決定します。明確な目標もないまま入隊した私でしたが、航空課出身の助教(教官)が教えてくれたヘリコプター整備の話に興味を持ち、同じく航空課の道に進むことを決めました。(この方は後に若くして整備士からパイロットに転身しました。)
 その後、見事(?)航空課への切符を手にした私は後期教育のため、三重県明野駐屯地へ異動します。体力がメインだった前期教育と比べ後期教育では、航空力学の講座からヘリコプター整備の実技まで、頭を使うことが多く、再度生活が一変しました。
 座学漬けだった約2カ月の後期教育が終わり、私は同じ駐屯地にある航空学校整備部に多用途ヘリコプターUH-60JAの整備士として晴れて配属されました。航空学校はいわゆるパイロットの養成学校で、私の仕事は教習に使用するヘリコプターの整備でした。
 本配属後は自由にできる時間も多く、夜は同じ営内(寮)に暮らす同僚とゲームをしたり、週末は泊りがけで旅行に行ったりと余暇を楽しめました。
 自衛隊を退職した後も予備自衛官として勤務し、年間5日間の訓練に出頭しています。自衛隊を離れた今でも、有事の際の一助になれば、との想いで約7年を過ごしてきましたが、幸いにも私に出動の命令がかかる災害等は発生していません。
 自衛隊での訓練はもちろん厳しいものです。しかし、民間企業では経験できない業務や、寝食を共にした同僚など、自衛隊でしか得られないものも沢山あります。一度入隊すれば二度と辞められないわけではありません。私のように他の企業等へ転職する人も多くいます。人生の経験の一つとして、就職先の一つとして、自衛隊に興味を持っていただければ幸いです。

問合せ先

 防衛省 自衛隊兵庫地方協力隊 豊岡出張所
 電話 0796‐22‐3978

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このページに関する問合せ

危機管理部 危機管理課 危機管理係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-5932
問合せは専用フォームを利用してください。