市長定例記者会見(平成28年1月28日)
日時
平成28年1月28日(木曜日) 午前11時15分~午後0時2分
場所
豊岡市役所 3階 庁議室
会見事項
- 平成27年 豊岡市の外国人宿泊者数の状況【速報値】
- 豊岡市外国語版ホームページ「Visit Kinosaki」フランス語版の制作
- 文化庁文化芸術創造都市振興室 第13回クリエイティブCaféの開催
テーマ『豊岡市の挑戦』 - トヨオカム塾を開催
移住希望者に豊岡の暮らしを届ける情報発信基盤を作る - 地域プロデューサーの報告会を開催
地域とともにまちを輝かせる - 地域おこし協力隊の活動報告会および交流会を開催
地域に根ざし、住民とともに活動 - 2・3月のアーティスト・イン・レジデンス プログラム
音楽・美術・ダンスの視点から“温泉”テーマに作品創作 - 雪不足対策事業
質疑応答〔発言要旨〕
(1) 平成27年 豊岡市の外国人宿泊者数の状況【速報値】
Q1 地域によって増加割合が異なりますが分析はしていますか?
A1 城崎は、そもそも受け入れ体制自体早くから取り組んできています。また、海外から見たときの魅力として速球力が非常に大きいのだと思います。日本的なもの、日本的な文化を楽しみたい、見たいということで、城崎は圧倒的な魅力として映るのだと思います。
それに対して、他の地域は、まだ海外への露出が少なく、地域の受け入れ体制、受け入れに向けた取組み、営業がまだまだなところがあります。せっかく多くの人が城崎に来ているため、その人たちに、「それ以外にも素敵なところがありますよ」というアピールをしなければいけないと思います。そのような体制の差もあると思います。
Q2 豊岡地域が伸びている要因は何かありますか?
A2 人数までは把握できていませが、コウノトリの郷公園やコウノトリ文化館のFacebookを見て来られる人が結構おられます。
また、城崎だけで2泊するのではなく、周辺のところも見ていかれる人が出てきているのだと思います。
(5) 地域プロデューサーの報告会を開催 地域とともにまちを輝かせる
Q1 事業を3年間実施することは決定事項ですか?
A1 はい、そうです。
Q2 6人とも3年間行うのですか?
A2 同じ人で3年間というのは決定ではありません。地域プロデューサーを3年間、旧市町単位に派遣するというのは決定事項です。
Q3 どの地域も3年間続けるということですか?
A3 はい、そうです。
これは、国の認定を受けた地域再生計画にも入っており、それも3年間行うとしています。したがって、国の交付金も3年間は保証されているものだと理解しています。ただ、その地域に合うかどうかは人によるため、より別の人をということがあれば、人は変わることもあります。
一つのことをある程度、形作るのに3年は必要だと思います。あまり長くなると、今度は逆に頼るということが出てきます。おそらく最初の1年間はその地域をひたすら知っていくことが中心になるのだと思います。ホップ・ステップ・ジャンプです。
また、メーンはそれぞれの地域を担当しますが、必ずしも地域プロデューサー自体は、そのエリアに限定されるものではありません。例えば、城崎や竹野の地域プロデューサーは、他の地域にも行っています。日高の地域プロデューサーにしても、中筋に関わっておられ相互乗り入れを行っています。
Q4 地域により、差を感じますが?
A4 3年間で成果を出していくということですから、前半スロースターターな人でも後半頑張ってもらえればいいです。
(8) 雪不足対策事業
Q1 市独自事業はどれですか?
A1 「豊岡市中小企業融資制度の拡充」「豊岡市中小企業融資制度保証料補助金」「神鍋高原周辺地域誘客促進事業」です。
Q2 城崎は欧州をターゲットにする一方、神鍋はアジアに力を入れる理由はありますか?
A2 城崎は、団体旅行ではなく個人旅行客を狙っています。じっくりと城崎の良さを味わう人たちに来ていただき、深いファンになってもらえる人を狙うということです。欧米豪にそういう人たちが多いだろうということです。
神鍋は、実際、中国あるいは東南アジアなどが増えてきているということです。また、今度誘客しようとしているのは春です。神鍋自体に関心を持っていただいている東南アジアの人たちに「雪だけではなく、こんなに素敵なところですよ」と、今後、伸びる可能性がある国をターゲットにしたということです。
Q3 中国や東南アジアの人の個人旅行は少ないのですか?
A3 実際、来ている人は比較的少ないと思います。来られても全くの個人旅行というよりもグループ旅行だと思います。
Q3 「観光誘客促進緊急対策事業」の補助対象事業者は誰ですか?
A3 日高神鍋観光協会です。
Q4 すでに企画済みの集客イベントも対象ですか?
A4 現在のままでは対象になりません。県と同じように、何か新しいことを行ったイベント、追加イベントもしくは新しく何かを付け加えたイベントが対象です。
Q5 2月15、22日の「アップかんなべスキー感謝祭」も何か工夫しないと対象にならないのですか?
A5 はい、そうです。
もともとのイベントに単純に補助すると、事態は何も変わりません。遅れを取り戻すために、何かプラスアルファのことを考えているところに支援しようということです。
Q6 日高神鍋観光協会は、この感謝祭に何か工夫を加えたりするのですか?
A6 昨日、県の説明会があり、観光協会は持ち帰って今、検討しているところです。具体的なものはまだ出てきていません。
Q7 実際、今から追加することは可能なのですか?
A7 何かを付け加え、さらにそれをPRしてもらいたいと思います。
Q8 「外国人体験観光誘客事業」の対象は広東省の旅行代理店のことですか?
A8 はい、そうです。
Q9 中国の旅行代理店が視察してツアー商品を作るということですか?
A9 はい、そうです。
相当前ですが、広東省の大学生の約200人が豊岡に来たことがあります。そのときに関わった旅行代理店の人が、コウノトリの取組みや神鍋の体験を非常に気に入られ、ずっと広東省の教育委員会などに「豊岡は良いですよ」と訴えてきていただき、昨年の夏、何年かぶりに実現しました。今も来られているという流れがありますので、広東省に狙いを定めているということです。兵庫県との姉妹省でもあります。
現在、小学生を対象にした体験旅行は多いですが、大人向けの体験旅行を新たに開発できないかという考えです。
Q10 臨時議会ではなく専決補正予算にされた理由は何ですか?
A10 議会側とは調整しました。県の方が動き出しますし、仮に2月上旬にでもイベントを行うには臨時議会の日程から見ても間に合いません。また市長自身の日程もあり、議会側と日程調整を行うとどうしても遅くなってしまいます。しかし、例えば中小企業融資制度にしても、困っている人は目の前で困っています。当局側としては、臨時議会ではなく緊急のことなので専決でさせてほしいという要請を議長団に行い内諾をいただいたということです。今後、3月の定例市議会で専決についての承認を求めることになります。
このような対策は、地域の人へのメッセージでもあります。2月中旬にやっと議会で承認されましたというよりは、市としては、少しでも早くというメッセージを届けるということも意味があると思っています。
Q11 資料8の対策は全て専決ということですか?
A11 はい、そうです。
Q12 1日でも早く事業にかかりたいということですか?
A12 当面のこともそうですが、春にお客さんに来てもらうには、できるだけ早く売り込みをしないといけません。営業政策上のこともあります。
Q13 春の誘客でスキー事業者への対策になりますか?
A13 リフト事業者は分かりませんが、宿泊、飲食、お土産などは効いてくると思います。例えばフランスですと遅くても半年前、早ければ1年前からの予約になり、今からでは間に合いません。しかし、今回ターゲットにしている国々なら、お客さんが来るまでのリードタイムはありますが、今行えば春には間に合うと考えています。
- (資料1)市内外国人宿泊者数状況 (PDF 114.6KB)
- (資料2)Visit Kinosaki(フランス語版) (PDF 1.0MB)
- (資料3) クリエイティブカフェ (PDF 71.0KB)
- (資料4)トヨオカム塾 (PDF 66.3KB)
- (資料5-1)地域プロデューサー報告会 (PDF 84.5KB)
- (資料5-2)これまでの取組み (PDF 122.1KB)
- (資料6)地域おこし協力隊報告会 (PDF 91.0KB)
- (資料7)2月のアーティスト・イン・レジデンス (PDF 643.3KB)
- (資料8)雪不足対策 (PDF 135.4KB)
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