【2022年9月19日】日本・モンゴル民族博物館で初めてファッションショーを開催

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ページ番号1023856  更新日 令和4年9月29日

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写真0
『第86回企画展 モンゴルの星・風をまとう ~公文知洋子の世界から~』に合わせて企画

 9月19日、日本・モンゴル民族博物館で、初めてファッションショーを開催し、市内の学生(小学生から大学生)など20人がモデルとして出演しました。

 当日の様子は、日本・モンゴル民族博物館のページにも掲載しています。


集合写真1
ほとんどがモデル初挑戦

集合写真2



自ら制作した衣装を着てモデルとして出演

 兵庫県立芸術文化観光専門職大学の学生3人が、自ら制作した衣装を着て、モデルとして出演しました。

長澤琉希さん(2回生)

 自分の着たい服をデザインするのはとても楽しかったです。「自分が何を着たいのか」が分かっていくのが楽しかったし、完成したものを着る瞬間もとてもワクワクしました。       
 衣装制作で難しかったのは「着物の扱い方」。着物は独特な造りをしているので、生地の扱い方や(他の素材との)組み合わせ方で苦労しました。

 今回は、衣装監修の河邊亜由子さんから「製品として・売り物としての服をどう作るか」という視点で、衣装の作り方を学ぶことが多かったです。
 なので、次は「独創的でこの世に一着しかないような衣装づくり」をやってみたいです。素材からこだわって、誰も見たことがないような自分の理想の衣装を作りたいと考えています。


長澤さんの写真1
衣装のテーマは「ジェンダーレス」
長澤さんの写真2
子ども用の衣装もデザイン
小学生のモデルと一緒にランウェイを歩いた

中川千代さん(2回生)

 私は手縫いの作業が多かったです。改善を重ね、衣装監修の河邊亜由子さんの工房でミシンなどを使って形を整えて仕上げました。
 2着目の衣装の帯がボタンで着脱できるようになっています。「和服だけど脱ぎ着しやすい衣装」を作りたかったので、作業は大変だったけどデザインを考える時間がとても楽しかったです。

 私は役者志望ですが「衣装を芸術という観点からみたらどういう価値があるのか」ということにとても興味があるので、衣装についても学んでいきたいです。


中川さんの写真1
ポップでカラフルなデザインでありながらも
クールさを残したデザインを目指して衣装を制作
中川さんの写真2
2着目の衣装の帯の部分はボタンで
着脱可能なデザインになっている

伊藤璃乃さん(1回生)

 一人だけ1回生で、衣装制作の経験もありませんでした。それでも挑戦できる機会があるならやってみたいと思い参加しました。
 どう作業をすすめればいいか全く分からず、衣装監修の河邊亜由子さんに一から教えてもらいながら衣装を制作しました。デザインを考えて画にして、襟や袖をどうやって作るかなど、自分のデザインをどうやって形にするかを考えるのがとても楽しかったです。

 今まで衣装に興味を持ったことがなく、舞台に出演したこともなかったです。舞台で映える衣装や普段着とは違う衣装を作るのはとても新鮮な経験なので、この経験を別の機会で生かしたいと思いました。
 今回の舞台メイクはプロの方が考えてくれたので、機会があれば自分で舞台メイクを考えてみたいです。


伊藤さんの写真1
1着目は「優雅で大人っぽい女性」をイメージ
伊藤さんの写真2
2着目は「明るくあどけない女性」をイメージ



衣装のテーマは「モンゴルと日本の文化の融合」

 ファッションショーでモデルが着用したのは「モンゴルと日本の文化の融合」をテーマにデザインされた衣装。
 モデルたちは少し緊張しながらも、自身が着ている衣装の魅力を最大限に引き出すポーズを決めながら堂々とランウェイを歩き、観客を魅了しました。

モンゴルの民族衣装「デール」

写真1

写真2


モンゴルの踊り子たちの衣装

写真3

写真4


日本の着物

写真5

日本の着物×洋服

写真6

写真7


裂織(麻の経糸と木綿の古着を裂いた緯糸で織ったもの)を使用した衣装

写真8
裂織のコート
写真9
裂織のジャケット

写真10
裂織のジャケット×着物
写真21
裂織のベスト×赤のセットアップ

公文知洋子さんの作品(裂織)×ドレス

写真11

写真13


但東町にもゆかりのあるシルクの衣装

写真12


振袖デール(日本の振袖とモンゴルの民族衣装デールを独自の視点で融合させた衣装) 制作:河邊亜由子

写真15
オリエンタルで古典的な雰囲気をイメージした衣装
普段展示しているモンゴル髪飾りをアクセサリー
として着用

写真16


写真17
現代的でヨーロッパ風の雰囲気をイメージした衣装

写真18


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