市長臨時記者会見(平成29年12月21日)

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ページ番号1003545  更新日 平成30年5月22日

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日時

平成29年12月21日(木曜日) 午後2時~2時25分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

平成29年 豊岡市政10大ニュースについて

質疑応答〔発言要旨〕

Q1 この10項目の中で一番感慨深いものはどれですか?
A1 全て感慨深いですが、トップの責任感からいうと、やはり一つ目の「繰り返される危機相次ぐ自然の猛威」です。
 台風18号、21号の襲来は、結果として人的被害はありませんでしたが、本当に肝を冷やしました。災害対策本部の会議では、いつも河川の水位上昇を平成16年の23号台風と比較し検討しています。台風18号では、あと1時間雨が降り続いていたら、おそらく私は排水機を停止していたと思います。赤崎の円山川では3時間で水位が7メートル7センチメートル上がっていました。
 台風21号では、選挙の投票時間の繰り上げを要請して選管が繰り上げを行いました。事前にいろいろとシミュレーションを行っていれば、もう少しスムーズに市民に周知ができ理解を得られたのだと思いますが、結果的に1時間前のお知らせになり、この辺の事務の進め方については大いに反省すべきものがあると思っています。
 また、議会からも相談がなかったということで怒られました。しかし、これについては後で冷静に考えると「相談してはならなかったのではないか」というのが私の見解です。というのは、災害対策本部には市議会から議長、副議長、委員会の委員長などの6人に来ていただいており、この6人だけが相談にあずかることは、誰よりも早く投票時間の繰り上げを知ることになり、もちろん、何もされることはないとは分かっていますが、外から見た場合、この情報を都合よく使っているかもしれないという懸念を持たれてしまうという可能性があるからです。

Q2 今の話は議員にされましたか?
A2 議会の一般質問でしています。この話自体は後付けのため、そんなことがあるかっていう感じでした。
 ルール上、投票時間の繰り上げは最大4時間です。どんなに早くても午後4時以降ということでした。選管に要請したのが午後2時です。選管は県と国の選管に相談しました。国の対応が遅く、国は「円山川沿い投票区のみ繰り上げればいいのではないか」というようなことを言われました。台風23号のときの状況を伝えやっと国から返事が来たのが午後3時でした。こんな重要なことを議会にも相談せずに決めるのかというのは本当によく分かります。これは、今後の課題として、きちんと議会と当局の事前の合意事項としてルールを作り上げる必要があると思います。

Q3 防災行政無線以外の周知はしましたか?
A3 各投票所には、市の職員、区長などもいましたので、各投票場所からできるだけPRするようにと連絡しました。また、全ての立候補者の陣営には選管が個別に直接電話をしました。

Q4 この災害で、改めて備えの大切さを感じられということですか?
A4 そうですね。土壇場の判断ではなく、さまざまなケースを想定し対応を考えておかないといけないという感じです。
 今年2月、東日本大震災や水害、熊本地震を経験した25人の首長が集まって、「災害時にトップがなすべきこと24カ条」を出しました。その中に「日頃の訓練と備えがなければ、危機への対処はほとんど失敗する」というようなことを書いていました。やはり人間というのは、そのときの一瞬で判断する時というのはどうしても抜け落ちることが出てきます。だからこそ、想像力を駆使して、想定するということをしておかなければいけないと思います。ただ、選挙の日に重なることまでは思い浮かばなかったのが悔いとして残ります。

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