市長放送(2020年8月1・2日)

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ページ番号1011944  更新日 令和2年8月2日

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放送日時:2020年8日1日午後8時55分~、2日午前7時30分~

 市民の皆様、豊岡市長の中貝宗治です。

 7月31日、鳥取市在住の新日本海新聞社社員で、豊岡市内の同社事務所に勤務しておられる40歳代の男性が、新型コロナウイルス検査の結果、陽性であることが判明し、8月1日、鳥取県がその詳細を発表しました。

 男性は、同じく鳥取市在住で陽性が確認されていた方の濃厚接触者として検査を受け、陽性と判明したものです。

 男性は、現在、鳥取県内の病院に入院中です。
 なお、濃厚接触者であるご家族1名は、PCR検査の結果、陰性であることが判明しています。
 今後、鳥取県において発症前2週間の行動履歴の調査がなされ、必要に応じて兵庫県に情報提供がなされる予定です。

 感染症への対応は、基本的に県が行うことになっています。

 一般的に、感染者が確認された場合の県の対応としては、本人の入院措置のほか、感染拡大を防止するため、濃厚接触者の確認とPCR検査が行われます。検査の結果、陽性が判明した方については入院措置が取られ、陰性が確認された場合も14日間は自宅などで健康観察のご協力をお願いすることになります。

 また、保健所の指導により、感染された方の事業所、立寄り先等の消毒が行われます。消毒がなされれば、ウイルスは消滅しますので、その後は通常の業務に戻ることになります。

 なお、感染者の氏名、住所、勤務先については、(1)プライバシーの保護の観点、及び(2)感染拡大防止は、関係場所の消毒と濃厚接触者の一定期間の隔離、及び市民の感染予防策の徹底によって可能なことから、原則、公表しない、という扱いになっています。今回は、新聞社の社会的責任という観点から、新日本海新聞社が自社の社員であることを公表されたため、お伝えをしました。

 市民の皆様には、感染の拡大を防止するため、引き続き、手洗い・消毒、マスクの着用を徹底していただくようお願いします。兵庫県からは、大人数での会食を自粛していただくよう要請がなされていますので、この点についてもよろしくお願いします。

 また、市民との対面サービス等を行う事業所におかれては、県・市の補助制度を活用して、感染予防のための備品等を整備するなどして、感染予防力をさらに高めていただきますようお願いします。

 市内事務所で勤務される方の感染が確認されましたが、私たちは今、感染リスクをゼロにすることはできないことを受け入れた上で、感染予防対策と社会経済活動の両立を模索しているところです。したがって、社会経済活動については、引き続き感染予防策を徹底した上で、現状のとおり継続していただければ、と思います。
市の活動も、感染予防を徹底しつつ、原則平常通りといたします。

 最後に、市民の皆様にもう一つお願いがあります。それは、感染した方を非難しないでいただきたい、ということです。

 感染症の専門家は、感染者を叩くことは、自分で自分の首を絞めることになる、と言っています。理由は大きく2つあります。

 一つは、日常的な接触の中で、誰にでも感染の可能性があるということです。ウイルスは、人格や行いの良し悪しを見て取りつく訳ではありません。患者を守ろうと全力を尽くす献身的な医師にだって取りつくことがあります。私も皆さんも、ひょっとしたら明日は我が身かもしれません。正義感を振りかざして感染者を責める刃が、今度は自分自身に降りかかってくるかもしれません。

 もう一つは、感染者を叩く風潮が広がると、感染者によっては自分の寄った場所や出会った人などの感染経路を隠してしまい、感染経路が追跡できなくなって、感染防止対策が困難になる、ということです。それは、結局はブーメランのように、私たち自身に災いとなって帰ってくることになります。

 不運にも感染し、不安の中にいる人に対し、人として私たちがすべきことは、励まし、見守り、一日も早い快復を願うことだと思います。コロナ収束後も、私たちは互いに良き隣人であり続けたいと強く願っています。

 感染された方の一日も早いご快復と、感染がこれ以上広がらないことを祈って、私の放送を終わります。

このページに関する問合せ

豊岡市役所
〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-2575