市長放送(2020年4月24・25日)

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ページ番号1011248  更新日 令和2年4月24日

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放送日時:2020年4日24日午後7時45分~、25日午前7時30分~

 市民の皆様、豊岡市長の中貝宗治です。

 4月24日午後7時の段階で、市内で新型コロナウイルスの感染者は確認されていません。感染して豊岡病院に入院しておられる方もありません。
 しかし、事態は、様々な局面で悪化を続けています。

 

当面の戦略目的

 とにもかくにも、人々が大切な日常を取り戻し、企業活動が息を吹き返し、国内外の人々との交流が蘇り、子どもたちが、学校園・家庭・地域において温かく包まれながら歩みを進めている。まずはそこまで行けるように、皆さんと共に、耐えながら、全身全霊で取り組んでまいります。

 

補正予算の組み立て

 本日お伝えすることは、市が当面行う施策についてです。一部、国と県の施策についてもお話しします。
 4月24日、新型コロナウイルス対策に関する市の補正予算案を市議会に示しました。臨時議会は、4月27日に開かれる予定です。
 市議会に提案する補正予算案は、主に、市民の暮らしの支援、雇用維持対策、企業業績悪化対策及び観光支援のための予算です。

 

市民の暮らしの支援

 まず、市民の暮らしの支援についてです。

 

国の特別定額給付金

 政府は、国民一人当たり10万円の支給を閣議決定しています。国会で可決後、速やかに市も予算化し、できるだけ早く皆様の手元にお届けしたいと考えています。

 

市の給付金

さらに、市独自の施策として、ひとり親家庭及び就学援助家庭に対し、1世帯3万円の給付金を支給します。予算は約3千万円です。
 なお、生活保護世帯は、仮に支給してもその同額が保護費から減額される仕組みとなっているため、対象外としています。

 

雇用維持対策

 次に、雇用の維持についてです。
 国は、雇用調整助成金として、中小事業者が従業員に支払う休業手当の10分の9を助成し、雇用の維持を支援することにしています。
 そこで市の独自施策として、残りの10分の1について、100万円を上限に給付することにしました。予算は3億円です。

 

企業業績悪化対策

 次に、企業業績悪化への対策についてです。

 

神鍋支援

 国は、売上げが一定程度減少している事業者に対し、法人は最大200万円、個人は最大100万円の持続化給付金を支給する計画です。
 関連して、市は、独自施策として、雪不足でも打撃を受けた神鍋のスキー関連業の方に対し、一定の条件の下で、定額30万円の上乗せ支給を行います。予算は、3千万円です。

 

創業初期事業者支援

 創業から1年に満たない事業者は、国の持続化給付金の対象外とされています。しかし、その方々の挑戦を無にしてはならないとの観点から、市の独自施策として、定額30万円を支給します。予算は1500万円です。

 

休業要請事業者経営継続支援

 感染拡大防止を目的に県から休業要請がなされ、それに応じた事業者に対しては、一定の条件の下に県から休業要請支援金が支払われます。額は、中小法人は100万円、個人事業主は50万円、ただし飲食店、旅館・ホテルは中小法人30万円、個人事業主15万円です。費用は県と市町で分担し、市は、その負担分、1億3,500万円を予算計上しています。

 

休業要請協力金

 しかし、市内には、例えば出石や床瀬のソバ店のように、県の休業要請の対象外で大型連休中に単独で多くの観光客を引きつける可能性のある施設があります。そこで、市独自の施策として、市が休業要請を行こととし、応じていただいた事業者に対し、中小法人30万円、個人事業主15万円を協力金として支給することにしました。予算は、1,200 万円です。

 

商工業支援

 また、現下の苦境を克服するため、新分野等に挑戦する商工業分野の企業に対し、必要な経費の3分の2を補助し、支援することにしました。4,000万円を予算計上しています。

 

観光支援

 最後に、観光支援についてです。

 観光協会の運営支援、中止を余儀なくされた但東チューリップまつりの来年度の開催支援のほか、観光地の魅力を強化する取組みに対し、3分の2の補助を行います。あわせて、時期を見定めた上で、誘客促進を強力に行うことにしました。これら観光支援に約1億円の予算を計上しています。

 

 以上を中心に、総額約11億7千万円の補正予算を編成しました。
 その財源には、国・県からの補助金、市の財政調整基金のほか、被災者生活再建支援基金も活用します。
 この基金は、2004年の台風23号以来、将来の大規模自然災害に備えて積み立ててきた基金で、約5億2千万円あります。今回の事態は大規模災害を上回る事態です。新型コロナウイルス対策にも活用することとしました。

 予算の詳細については、市のホームページをご覧ください。 

 最後に、もうひとつ。

 今は、あまりにも分からないことが多く、専門家ですら確信を持てない状況が多々あります。
 こんなときに大切なことは、底の浅い知識や自己流の正義を振りかざして誰かを責め立てることではなく、相手を打ち負かそうとすることでもなく、一緒になって答えを求めていくことだと思います。
 私たちのまちで起きている様々な議論が、人々の分断ではなく、連帯の強化につながることを、心から願っています。

このページに関する問合せ

豊岡市役所
〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-2575