野生復帰プロジェクト
コウノトリの歴史
江戸時代、コウノトリは日本の至るところで見られる鳥でした。しかし、明治期の銃による乱獲や第二次世界大戦後の農地のほ場整備、河川改修による湿地の消滅、そして農薬の使用により、1971年に野生最後の一羽が死に、日本の空からコウノトリは姿を消しました。ここ豊岡が最後の生息地でした。
かつて、「あたりまえ」に見られたコウノトリのいる風景を取り戻すための物語。コウノトリの絶滅から保護、そして野生復帰までの長い道のりを時代ごとに紹介します。
コウノトリの生息地の保全
近年、野外で暮らすコウノトリは増え続けています。肉食で大食漢のコウノトリが健全に暮らしていくためには、餌となる生きものが豊富な自然環境が必要です。さらに豊かな生息地を創出していくために、豊岡市は様々な取り組みを行っています。