コウノトリの歴史 昭和30年代
保護活動の始まり
絶滅の危機から救おうと関係者や地域の人たちが一体となって保護活動に立ち上がりました。
昭和30年(1955年)
官民一体の保護活動の始まり
行政と民間が共同して「コウノトリ保護協賛会」を結成し、地域の人々が中心になった保護活動が開始。昭和33年に「但馬コウノトリ保存会」(以下「保存会」と略)と改称。
昭和31年(1956年)
特別天然記念物に指定
天然記念物から特別天然記念物に指定。
昭和34年(1959年)
「保存会」による活動1
「コウノトリをそっとする運動」を実施。コウノトリの営巣用に人工巣塔を設置。(豊岡市百合地地区)
最後の野生コウノトリ繁殖
4月、豊岡市福田でヒナ1羽が巣立ち。但馬地方最後の野生での繁殖記録。その後、ヒナは一度も生まれず。
昭和37年(1962年)
人工飼育の決議
保存会事務局において、相次ぐコウノトリの死により、コウノトリ総合保護対策但馬地区研究懇談会を開催、コウノトリの保護のためには人工飼育が必要であるという地元住民の総意が決議。
「保存会」による活動2
但馬全域の小、中学校の協力を得て「どじょう一匹運動」を開始。この年、但馬内外の73校から65万匹のどじょうが集まった。
昭和38年(1963年)
人工飼育の方針決定
4月文部省文化財保護委員会は人工ふ化と人工飼育の方針を決定。
「保存会」による活動3
兵庫県・兵庫県教育委員会・神戸新聞の共催で「愛のきょ金運動」が展開。
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このページに関する問合せ
コウノトリ共生部 コウノトリ共生課 コウノトリ共生係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
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