KDDI株式会社による「第3回コウノトリ生息地保全活動in豊岡」を開催しました
コウノトリ生息地保全活動in豊岡
2019年9月7日、加陽湿地周辺でKDDI株式会社によるコウノトリ生息地保全活動が行われました。
16年9月に締結した地域活性化を目的とする包括協定をきっかけとして、コウノトリ野生復帰を進める本市を応援するために、同社関西総支社の社員と家族約70人が参加しました。
保全活動
参加者は、コウノトリ文化館でコウノトリ野生復帰の取組みを学習後、加陽湿地で湿地保全活動を実施しました。
湿地保全活動は、KDDI株式会社の他、地元住民、ニシム電子工業株式会社、豊岡河川国道事務所、市職員らを含めた総勢約90人によって行われました。
また、活動の際には7月16日にKDDI株式会社から本市に寄付していただいた道具を使用しました。
加陽湿地は、国土交通省の自然再生事業で整備された15ヘクタールの大規模湿地で、地域と連携した維持管理が行われています。本市も、加陽湿地の保全と活用が進むように、加陽湿地の側に加陽水辺公園を整備して、CSR活動や環境学習のフィールドとして活用しています。
閉鎖型湿地の外来植物駆除
加陽湿地の閉鎖型湿地内に繁茂している、特定外来生物オオフサモを駆除します。
三角鍬や手を使って、湿地内に生えているオオフサモを抜き取っていきます。
抜き取ったオオフサモをブルーシートに乗せ、作業しやすい場所まで引き上げて、オオフサモを乾かします。
乾いたオオフサモは、ごみ袋に詰めて集積場に集めます。
水路づくり
加陽水辺公園内の山際にはもともと水路が流れていましたが、山からの土砂がたまり、雑草が生えてしまっているため、それらをスコップや鎌を使って除去します。
除去した後は、隣の池から水を流して水がたまることで、水辺を好む生きものを育む場所をつくります。
保全活動の成果
最高気温36度という猛暑日に、汗と泥にまみれながらの活動となりました。
閉鎖型湿地で駆除したオオフサモの重量は、なんと1.4トン!山際に作った水路と池には、トンボなどの生きものがすぐにやってくるなど、皆さんのおかげで、加陽湿地がより良い環境になりました。




翌日は、竹野浜での清掃活動や、町並み散策などを実施しました。快晴の中、ガイドの説明を聞きながら竹野の町を歩き、海辺の雰囲気や景色を楽しみました。
また来年「第4回コウノトリ生息地保全活動in豊岡」での再会を楽しみにしています!
より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。
このページに関する問合せ
コウノトリ共生部 コウノトリ共生課 コウノトリ共生係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9017 ファクス:0796-24-7801
問合せは専用フォームを利用してください。