北但大震災から96年(市長放送)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1007673  更新日 令和3年5月23日

印刷大きな文字で印刷

北但大震災から96年 市長からの呼び掛け(2021年5月23日)

 大正14年(1925年)5月23日午前11時10分ごろ、マグニチュード6.8の地震が円山川河口付近で発生しました。
 この地震は、円山川流域、特に豊岡と城崎のまちに甚大な災害をもたらしました。
 北但大震災の記念日に当たって、関貫市長が防災行政無線で市民の皆さんにお願いを呼び掛けました。
 以下、放送内容を掲載します。

防災行政無線放送内容

 市民の皆さま、市長の関貫久仁郎です。
 今日は、北但大震災メモリアルデーに当たり、市民の皆さまへお願いを申し上げます。

 今から96年前の今日、北但大震災が発生しました。1925年、大正14年5月23日のことです。市内で420人の尊い命が奪われ、全焼1,712戸、全壊826戸という大災害でした。

 豊岡市では、万一に備え、地域防災計画で被害が最も大きくなる地震として、積雪時、冬の18時~19時の間に発生する「日本海沿岸地震」を想定しています。
 マグニチュード7.3、震度は、豊岡市全域で5強以上、円山川、竹野川などの河川沿いの低地部で6強から6弱。死者は100人以上になると予想しております。
 地震は、事前の備えで多くの命が助かります。

 1995年の阪神淡路大震災では、家屋の倒壊や家具の下敷きにより窒息死・圧死した方は、4,400人。そのうち9割にあたる3,960人は、地震発生時から15分以内に死亡したと考えられます。
 つまり、助け出す暇もなく生死が決まっていたのです。

 何よりも重要なことは、家屋の耐震化と家具の転倒防止対策です。
 「事前の備え・対策」がなければ、いくら避難訓練をしても、避難する前に命を落としてしまいます。

 市では無料で簡易な耐震診断を行っています。
 耐震改修には市の補助があります。
 居間や寝室など、普段よくいる部屋だけでも簡易に補強する工事の補助制度も、市で独自に設けています。
 市役所・建築住宅課にお問い合わせください。

 次に、家具の転倒防止対策についてです。
 地震の時に凶器となる家具や家電をできるだけ部屋に置かないようする。背の低い家具にする。寝ている人に向かって倒れたり避難路をふさいだりしないレイアウトに変え、安全を確保する。などいろいろな方法があります。
 また、家具を固定することも効果的です。家具の固定は、壁と床への固定が基本となり、家具や場所によって色々な器具を使います。特に危険な重く大きな家具から始めましょう。

 万が一地震が発生した場合に、まず直後に取り組むべきことは「自らの安全確保」、その次に「地域住民の安否確認」です。
 もし、火災が発生していたら、可能な範囲で「初期消火」を優先しなければなりません。

 北但大震災の際、田結区では、全83戸のうち全壊67戸、半壊15戸などの大きな被害を受けました。
 しかし、人々はまず消火活動を最優先に行い、倒壊家屋からの救出はその後にしました。その結果、下敷きになった瞬間に致命傷を負われた7名の方を除き、全員が救出され、火事による死者はゼロでした。
 初期消火を優先したことで、延焼を食い止め、多くの命が助かりました。
 地震火災においては、延焼拡大を防ぐため、可能な限り、会社で地域で初期消火に努めてください。

 「みんなの力で命と暮らしを守る」。豊岡市の災害対策に関する合言葉です。
 自助、共助、公助、すなわち、市民、地域、行政がそれぞれの知恵と技を磨き、力を合わせていきましょう。

 皆さんの日頃の防災の取組みと地域での助け合いに心からの敬意を表しつつ、北但大震災の記念日に当たってのお願いとさせていただきます。

放送日時  2021年5月23日 午前7時30分、午後7時30分

より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。

質問:このページの情報は役にたちましたか?
質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

政策調整部 防災課 防災係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-5932
問合せは専用フォームを利用してください。