北但大震災から94年(市長放送)

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ページ番号1007673  更新日 令和1年5月23日

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北但大震災から94年 市長からの呼び掛け(令和元年5月23日)

 大正14年(1925年)5月23日午前11時9分ごろ、マグニチュード6.8の地震が円山川河口付近で発生しました。
 この地震は、円山川流域、特に豊岡と城崎のまちに甚大な災害をもたらしました。
 北但大震災の記念日に当たって、中貝市長が防災行政無線で市民の皆さんにお願いを呼び掛けました。
 以下、放送内容を掲載します。

防災行政無線放送内容

 市民の皆さま、市長の中貝宗治です。

 94年前の今日、北但大震災が発生しました。1925年、大正14年5月23日のことです。死者428人、全焼1,712戸、全壊826戸という大災害でした。
 いつ、また、同じことが起きてもおかしくありません。
 豊岡市地域防災計画では、被害が最も大きくなる地震として、積雪時、冬の18時~19時の間に発生する「日本海沿岸地震」を想定しています。
 マグニチュード7.3、震度は、豊岡市全域で5強以上、円山川、竹野川などの河川沿いの低地部で、6強から6弱。死者は100人以上になると予想しています。
 自然の脅威は、いつも私たち人間の都合にお構いなしにやってきて、私たちを叩きのめしていきます。備えなければなりません。

 阪神・淡路大震災では、亡くなられた方の88%が家屋、家具類の倒壊による圧迫死だといわれています。
 したがって、何よりもまず重要なことは、家具の転倒防止対策、そして抜本的には家屋の耐震化です。
 この対策がなければ、いくら避難訓練をやっても、避難する前に命を落としてしまいます。
 寝ている自分たちに家具が倒れてこないように、家具の配置を変えるのも得策です。そのうえで、転倒防止器具で家具を固定すれば、被災リスクが減ります。転倒防止器具は、ホームセンターなどで買って、自分で据え付けることもできます。手間はそんなにかかりません。我が家は、そうしました。

 地震から身を守るために最も有効な対策は、住宅の耐震化です。
 市では無料で簡易な耐震診断を行っています。ぜひご利用ください。その次の段階、耐震改修には県と市の補助があります。
 居間や寝室など、普段よくいる部屋だけでも簡易に補強する工事の補助制度も、市で独自に設けています。市役所の建築住宅課にお問い合わせください。

 豊岡市消防本部の対応について、特にお伝えします。
 大地震が発生した場合、その初動時、消防本部は、全組織力を挙げて消火活動を行うことにしています。このことは、仮に倒壊家屋の下敷きになって助けを求めている人があったとしても、火災が発生している場合は、救出を後回しにして消火を最優先する、ということを意味します。
 阪神淡路大震災では、倒壊家屋の下敷きになった人々を猛火が襲い、命を奪いました。
 北但大震災の際、田結区では、65人の方が下敷きになりました。人々はまず消火活動を最優先に行い、倒壊家屋からの救出はその後にしました。その結果、即死状態であった7人の方を除き、全員が救出され、火事による死者はゼロでした。
 そのようなことを踏まえ、より多くの命を救う観点から、大地震発生時には消火最優先としています。あらかじめご理解をいただきますようお願いします。

 「みんなの力で命と暮らしを守る」。豊岡市の災害対策に関する合言葉です。
 お互い、緊張の糸を決して緩めることなく、大切な命と暮らしを守るため、自助、共助、公助、すなわち、市民、地域、行政がそれぞれの知恵と技を磨き、力を合わせていきましょう。

 皆さんの日頃の防災の取組みと地域での助け合いに心からの敬意を表しつつ、北但大震災の記念日に当たってのお願いとさせていただきます。

放送日時  令和元年5月23日 午前7時30分、午後7時30分

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このページに関する問合せ

政策調整部 防災課 防災係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-5932
問合せは専用フォームを利用してください。