雪についてのアンケート 途中経過(第3報)

神鍋高原でスキーの初滑りが行われてから100年という節目に合わせて、豊岡市立歴史博物館(但馬国府・国分寺館)では、2022年12月から2023年4月にかけて企画展「雪と人のくらし」(仮)を予定しています。
企画展に関連した雪のアンケートは、6月30日現在で513人の方から回答をいただいています。ありがとうございます。
連日のように猛暑が続いていますが、気持ちだけでも涼しくと、途中経過(第3報)を一部紹介します。
主な自由記述(2022年4月24日以降にいただいた回答)
- 「闇夜まん、月夜まん」(「闇夜の大雨、月夜の大雪」)〔豊岡市街〕
- 昔は大屋根の雪おろしをしました。1階は(雪に埋まってしまい)雪の中から這い上がって外に出ていました。〔田鶴野〕
- 「きんかん」(固い雪玉)を作り、友達と雪玉をめんこのようにぶつけ合いました。〔三江〕
- 子どものころは、竹を割り、自作のスキーで遊びました。〔神美〕
- 子どものころ、着雪で町中が停電したことがあり、真っ暗の中を歩くのが楽しかったです。〔城崎〕
- 三八豪雪のときは、大谿川も積雪で埋まり、円山川まで雪を捨てに行きました。〔城崎〕
- スキー客の車により渋滞がよく起こりましたので、週末に外出しなくてもよいよう金曜日までに買い出しを済ませていました。〔三方〕
- 生活が貧しかったので藁で作った「バッチョ傘」を用い、藁の蓑で通学していました。藁で作った長靴を「フカグツ」と呼び、これも通学に使いました。〔西気〕
- (出石町荒木では)今のように除雪車が無かったので、大人が出石の町までスコップで雪除けをしていました。〔菅谷〕
- (積雪が深い時は)久畑にあった小学校まで薬王寺から1時間かかりました。上級生が一番先に行ってストーブを温めました。(下級生を含めて)ストーブの近くに弁当を入れて温めました。〔高橋〕
- 昔の方が雪が多かったです。朝早く、お父さん達が学校に行けるように雪あけをしてくれました。養父でそんなだったから、豊岡ではどんなだっただろうとよく思いました。〔養父〕
- ラッセル車は高速走行できますが、駅のように擁壁がある所では、壁面に沿ってできた圧雪がレールに落ちて「はだしになる」(脱線する)危険性もあります。雪の状態を見て「これはラッセルでは無理だ」と現場で判断すると、指令と連絡を取りつつ、モーターカーロータリーを用いました。〔鉄道関係の方〕
アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございます。ほかにも回答をいただいていますので、今後紹介していきます。
添付ファイル
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雪についてのアンケート集計表(2022年6月30日) (PDF 655.6KB)
2022年6月30日現在の集計概要(数値は今後変わります。) -
雪についてのアンケート書式 (Word 27.1KB)
アンケートの書式です(word) -
雪についてのアンケート書式 (PDF 401.1KB)
アンケートの書式です(PDF)
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