繰り返される危機

中貝市長の徒然日記

繰り返される危機
〔市広報 平成29年12月号(11月25日発行号)から〕

 今年は、台風で肝を冷やしました。18号では、21時過ぎ、円山川立野地点の水位が24時に7.9mに達するという予測が国土交通省から入ってきました。ルール上私は7.16mで排水機を停止しなければなりません。止めれば、豊岡は水浸しになります。災害対策本部は騒然となり、私は覚悟し、自分に冷静になることを言い聞かせていました。

 幸い、雨雲が早く抜け、大事には至りませんでした。しかし、水位は3時間で立野で4.24m、赤崎では7.07 mに上昇していました。平成16 年台風23号の後に築かれた堤防が、赤崎や浅倉を救いました。

 21号では、朝7時の段階で、300〜400mmの雨の予測が気象予報会社から伝えられていました。しかも、流域全体に満遍なく降る、と。

 気象台の予報も同様でした。恐ろしいのは、満遍なく降る、という点です。台風23号の降水量は278mmでしたが、流域全体に降った雨が円山川に流れ込み、堤防が決壊しました。その再来もありうる、という数字でした。もちろん予測は当たるかもしれないし、外れるかもしれません。が、私は判断しなければなりません。14時、選管に投票時間の繰り上げを要請し、それに沿った決定がなされました。

 14時30分に災害警戒本部を災害対策本部に切り替え、全避難所の開設を指示しました。市職員の他、消防団、警察、国等からも続々と関係者が集まってきました。

 驚いたのは、その中に議員の姿があったことです。豊岡は、正副議長、4人の委員長も災害対策本部に入ることになっています。しかし、自身の選挙の投開票日です。全員が防災服に身を包み、駆け付けました。当選が決まっても、万歳どころではありません。ほとんど徹夜状態で災害対策優先でした。自宅に帰れず、当選証書付与式も防災服のまま、という議員もありました。

 台風5号、18号、21号は、市の対策に約8億円を要する災害をもたらしました。


問合せ

政策調整部 秘書広報課 広報・交流係
Tel:0796-21-9035
Fax:0796-24-1004
E-mail:kouhou@city.toyooka.lg.jp
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