おんぷの祭典

中貝市長の徒然日記

おんぷの祭典
〔市広報 平成29年8月号(7月25日発行号)から〕

  「今年もまた仕事にならない1週間が来ました」

 ぼくではありません。「おんぷの祭典」実行委員長・岡本慎二さんの言葉です。市内22カ所でクラシックコンサートが開かれました。その立合いで出社できない、と。

 小中学校、豊岡カトリック教会、斎藤隆夫記念館、但東子育てセンター、木屋町小路、ひぼこホール、市民会館…豊岡に音楽があふれました。

 正式名称は、「子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭」です。世界で活躍する音楽家たちの演奏をすぐ目の前で聴いてもらうのが狙いです。

 世界的バイオリンドクターの中澤宗幸さんのプロデュースで、4回目の今回は、ウィーンに加え、スペインからも演奏家を迎えました。日本の若手演奏家もいました。

 今年、学校訪問コンサートは9校でありました。多動傾向の子が、演奏が始まったとたんリズムをとりながら穏やかに楽しみ、一流の音楽のすごさだと、先生方が衝撃を覚える一幕もありました。

 ぼくも少しだけ追っかけをしました。初日の「子どもたちのためのコンサート」。市民プラザへ駆け付けました。

 ホールに入った瞬間、絶句しました。フロアに置かれたピアノを乳幼児やお母さん方が幾重にも取り囲んでいました。弦に触れる子、端っこの鍵盤を鳴らす子。その中で、碓井俊樹さんが平然とピアノを弾いておられました。

 弦楽四重奏の演奏が始まりました。こちらも楽器に手が届きそうなところまで子どもたちが迫っています。

 「もっと近くに寄っておいで。動いてもいいんだよ」という碓井さんの呼びかけで、子どもたちが近付きました。子どもを抱っこしたお母さん方が近付きました。皆が音楽を楽しんでいました。その数、約230人。会場全体が、やさしさと思いやり、穏やかさに満ちていました。あんな美しい光景を、ぼくは今までに見たことがありません。


問合せ

政策調整部 秘書広報課 広報・交流係
Tel:0796-21-9035
Fax:0796-24-1004
E-mail:kouhou@city.toyooka.lg.jp
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