平成29年度豊岡稽古堂塾(最終回)

豊岡稽古堂塾(最終回)を開催しました

最終回 地域ビジネスプラン最終発表

 平成29年12月5日、第4期豊岡稽古堂塾の最終回である地域ビジネスプラン発表を実施しました。

全員集合写真

▲集合写真

 24人の塾生が5グループに分かれて、5月から7カ月近く学んできた成果をビジネスプランとして発表しました。

 5人の講評者によって、厳しい意見や質問がグループに投げ掛けられました。

 塾長である中貝市長は「今日の発表も塾の一環であるので厳しい意見を言わせてもらったが、稽古堂塾のスタート時よりもみな確実に成長している。違う職種が集まったグループで活動する中で、今回の発表に至るまでの過程に大きな意味があった」と総評を述べました。

 「罠ファンディング」というタイトルで、獣害対策をビジネスにつなげるプランを発表した班が最優秀班に選出されました。机上で考えるだけでなく実際に猟師の方へ取材するなど、自分たちの足で調査したことが評価されました。

【ビジネスプランタイトル】

1班 空家は宝の山
2班 ジョブ・つなぐ・豊岡
3班 小さな宿から大きな世界へ
4班 罠ファンディング
5班 (株)アートフィアー『ハグミ』プロジェクト

【ビジネスプランを審査する講評者】

中貝市長  真野前副市長  前野副市長

▲塾長 中貝市長         ▲師範 真野前副市長      ▲師範 前野副市長

臼井冬彦さん  菊池義浩さん

▲稽古堂塾講師 臼井冬彦さん  ▲師範 菊池義浩さん(兵庫県立大学院講師)

最優秀班

▲最優秀班

発表風景

はっぴょ風景

▲発表風景


 第1回 開講式

第2回 地域ビジネスとは

第3回 事業の作り方と伝え方

第4回 魅力的な事業の本質を読み解く

第5回 ビジネスプランの構成要素

第6回 地域ビジネスプラン 個人発表

第7回 チームビルディング 

第8回 地域資源を読み解き活(い)かす

第9回 官と民の新しい事業実践手法

第10回 マーケティングの基礎

第11回 地域ビジネスフィールドワーク

第12回 季節波動・損益計算

第13回 流通・プロモーション・事業規模市場規模の推定

第14回 ビジネスプラン中間発表


第14回 ビジネスプラン中間発表 

 平成29年11月8日、第14回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、各グループの地域ビジネスプランの中間発表を行いました。稽古堂塾講師の臼井冬彦さん(臼井事務所代表)と松田一敬さん(合同会社SARR代表執行社員)がアドバイザーを務めました。

アドバイザー 

▲左:松田一敬さん、右:臼井冬彦さん 

 「豊岡の駅近くの外国人旅行者向けゲストハウスのプラン」や「鹿などの罠に投資しその配当として鹿肉などの提供を受けるビジネスプラン」「若者のUIターンのため企業と若者をつなぐWEBサイトを立ち上げるプラン」などの各班これまでの講義を踏まえて独自のプランを発表しました。

 各アドバイザーから鋭い意見や質問が出され、とくに頭で考えたりネットで調べたりというだけでなく実際に足を運んで聞くということが課題と指摘しました。

 その指摘を受けて、12月5日の最終発表に向けてもう一度プランを練り直します。

発表風景

発表風景

▲発表風景


第13回 流通・プロモーション・事業規模市場規模の推定

 平成29年10月18日、第13回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回も、前回に引き続き、臼井事務所代表の臼井冬彦さんを講師に迎え講義を行いました。

 講義の前半では、流通とプロモーションについての説明がありました。

 自ら製造企画や流通を行っている衣料品メーカーや家具メーカーなどを例に挙げて流通がどう価格や利益率に影響するかを説明しました。また地域ビジネスをする上では、流通と併せて価値を提供するのか、素材を提供するのかなどの商品形態を検討することが必要としました。

  プロモーションでは、いかにパブリシティ(新聞やテレビなどのメディア)に取り上げてもらうかを考えることが効果的であるとしました。

講義風景

▲講義風景

 講義の後半では、事業規模・市場規模の推定についての演習を行い「シカゴのピアノ調律師は何人か」「日本のネクタイの1年間に何本売れるか」などを人口などの少ない情報を元にグループで推定しました。

 演習風景

▲演習風景


第12回 季節波動・損益計算

 平成29年10月3日、第12回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、第10回に引き続き、臼井事務所代表の臼井冬彦さんを講師に迎え、季節波動と損益計算について講義を行いました。

 季節波動とは、地域のビジネスにおける季節の影響のことで、季節の厳しい地域ほどその影響は大きいとされました。繁忙期と閑散期の差をいかに少なくするかをビジネスを持続的に行う上で考慮する必要があると説明しました。

 また、損益計算については「いくらの数量を売れば経費も含めて利益となるか」「価格を変えたらどう利益にどのように影響するか」といった計算で、ビジネスを経営者として考える際には常に意識していくことが重要としました。

 損益分岐点=固定費/限界利益率

 ※損益分岐点…損失が出るか利益が出るかの分かれ目となる売上高や数量

 ※固定費…売り上げの数量にかかわらず発生してしまう費用

 ※変動費…売り上げの数量に比例して発生する費用

 ※限界利益率…売り上げののうち限界利益(売上-変動費)の割合

講義風景

講義風景

▲講義風景


第11回 地域ビジネスフィールドワーク

 平成29年9月22日、第11回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、地域ビジネスフィールドワークと題して竹野に出向き、実際に豊岡で新しく地域ビジネスを立ち上げた石丸佳佑(いしまる けいすけ)さんと市職員として地域活動にかかわっている山川正朝(やまかわ まさとも)を講師として現地の豊岡市竹野で話を聞きました。

石丸さん 山川さん

▲講師 石丸佳佑さん     ▲講師 山川正朝

 石丸さんは、地域おこし協力隊として竹野地域で活動しており、この4月にゲストハウス「ひととまる」をオープンしました。オープンまでに場所がなかなか決まらず苦労したことや、実際にオープンして予想外のことが多くあったことなどを話しました。また、秋と冬にどうやってお客さんを呼ぶかが課題だとしました。

 山川は、竹野振興局地域振興課の職員として経営の苦しかった竹野漁業協同組合の状況を地域全体の課題としてとらえ支援しています。新しく鮮魚の直売を実施したり、新商品の開発、経費節減などを行い漁協の経営改善がされていくまでの活動を報告しました。

講義風景

▲講義風景

 その後には、塾生が石丸さんのゲストハウス「ひととまる」を見学し、ゲストハウスの1階のバーで懇親会を行いました。

 フィールドワーク

 ▲フィールドワーク

 


 第10回 マーケティングの基礎

 平成29年9月6日、第10回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、第5回に引き続き臼井冬彦さん(臼井事務所代表)を講師に迎え、マーケティングの基礎について講義を行いました。

 講義では、マーケティングの必要性について具体例をあげて分かりやすく説明しました。

 また、マーケティングは、ビジネスを持続的に行っていくためのプロセスで有効なツールである一方で、マーケティングをしたからといってビジネスがうまくいくかどうかはわからない(結果保証の仕組みではない)、だからビジネスは面白いとしました。

講義風景

▲講義風景

 講義の後半では、ワークショップを行い既存のコーヒーショップについて「お客さんは何を期待しているのか」「お客さんの期待に応えるために店は何をしているのか」をグループで話し合いました。

ワークショップの様子

▲ワークショップの様子


第9回 官と民の新しい事業実践手法

 平成29年8月23日、第9回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、株式会社ローカルファースト研究所の関 幸子さんを講師に迎え、講義を行いました。 

 講師

 ▲講師:関 幸子さん

 関さんは、三鷹市役所の職員として勤務し、財団法人などを経験した後、地域経済や中心市街地の活性化、地域の再生などのプロジェクト支援を目的とした会社を設立しました。現在は内閣府の地域活性化プラットフォームワーキングチームの一員でもあります。

 講義では、これから経験する人口減少はかつて誰も経験したことのない時代で、地域経営では、従来制度からの転換と官民連携が必要で、主体を民間や地域が担い、行政がマネジメント役を担うようになってくると説明しました。

講義風景

講義風景

▲講義風景

 


  第8回 地域資源を読み解き活(い)かす

 平成29年8月9日、第8回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、東洋大学教授の山﨑義人さんを講師に迎え、講義を行いました。山﨑さんは、平成29年3月まで兵庫県立大学地域資源マネジメント研究科(祥雲寺)に准教授として在籍し、豊岡には3年間居住していました。

講師写真

▲講師:山﨑義人さん

 豊岡で暮らした経験も踏まえながら、地域資源とまちづくりについて講義しました。また、実際に山﨑さんが関わった取り組みとして、昨年空家を利用しオープンしたシェアスペースである「コトブキ荘」(寿町)について写真も交えて紹介しました。

講義風景

講義風景

▲講義風景

 後半は、宇宙船の乗組員として月面に不時着した際に必要と思われるアイテムの順位を考えるグループワーク「NASAゲーム」を行い、グループでの合意形成について演習をしました。

 グループワーク風景

▲グループワークの様子


  第7回 チームビルディング -最強のチームを作るコミュニケーション-

 平成29年7月28日、第7回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、ロジックアンドエモーションの佐々木繁範さんを講師に迎え、チームビルディングの演習を行いました。佐々木さんは、ソニーの会長などのスピーチライティングを担当するなどを経てコミュニケーションを主とした場作りの研修を行っています。

佐々木さん

▲講師:佐々木繁範さん

 チームのコミュニケーションには共感、非言語、自己開示が重要とされ「最高のチーム体験」をグループの中で発表しあうなどの演習を行いました。最終的には、チームのやる気をクレヨンで絵にして三つのスローガンとチーム名を発表しました。

講義風景

演習風景

▲演習風景

発表風景

発表風景

 ▲発表風景


  第6回 地域ビジネスプラン 個人発表

 平成29年7月21日、第6回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、地域ビジネスプランの個人発表を行いました。アドバイザーとして、稽古堂塾の講師 臼井冬彦さんと松田一敬さんにお越しいただきました。

臼井さん 松田さん 

▲アドバイザー 臼井冬彦さん、松田一敬さん

 豊岡の地場産業であるかばんを生かしたプランや、空家対策やコミュニティなど地域課題の解決に向けたビジネスプランなど、さまざまなアイディアが発表されました。

 次回以降は、4~5人のグループに別れて、グループごとにテーマを決めて最終発表へ向けて地域ビジネスプランの作成をしていきます。

発表の様子

発表の様子

▲発表の様子


 第5回 ビジネスプランの構成要素

 平成29年7月12日、第5回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、第2回に引き続き臼井冬彦さん(臼井事務所代表)を講師に迎え、ビジネスプランについての講義をしました。

 ビジネスは、始めることよりどう続けていくかが重要で、それはNPOや社会的な貢献でも同様であり、そのためにはビジネスプランが必要としました。

 ビジネスプランは、一つにビジネスを相手に売り込むためのものだが、それ以上に自分自身のチェックのためだと強調しました。

 今回の講義を受けて、次回塾生おのおのが考えたビジネスプランを発表します。

講義風景

講義風景

▲講義風景


第4回 魅力的な事業の本質を読み解く

 平成29年6月28日、第4回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、株式会社ノヴィータ代表取締役会長の小田垣さんを講師に迎え、クラウドファンディングのサイトを活用したワークショップ型の講義を行いました。豊岡市出身の小田垣さんは、ITを活用したさまざまなビジネスを東京を中心に手掛けています。

小田垣さん 

▲講師:小田垣栄司さん

 講義では、クラウドファンディングのサイトから実際に投資したい事業を選び、なぜその事業を選んだのかを発表しました。自分に利益(リターン)のある事業を選んだ塾生もいれば、寄付のような感覚で事業を選んだ塾生もいました。

講義風景

講義風景

▲講義風景

 会場は、今年の4月にじばさんTAJIMA(大磯町)5階にオープンしたコワーキングスペース「FLAP TOYOOKA」で行いました。塾生が、ノートパソコンやスマートフォンなどを持ち寄り、実際にインターネットをつないで講義を受けました。

FLAP TOYOOKA 

ホームページ http://flap-toyooka.com/

FACEBOOK   https://www.facebook.com/flaptoyooka/

グループワークの様子

▲グループワークの様子


第3回 事業の作り方と伝え方

 平成29年6月16日、第3回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、合同会社SARR(サール)代表執行社員の松田一敬さんを講師に迎え、ビジネスプラン構築の講義を行いました。

松田さん

▲講師:松田一敬さん

 日本は、世界に比べて起業しようとする人の割合が低く、ビジネスでイノベーションを起こすには起業家度を上げることが必須であるとしました。

講義風景

▲講義の様子

 また、講義の後半ではビジネスプランの必要性や作るときのポイントなどについての講義後、塾生一人一人がビジネスプランを1分間で発表しました。

発表の様子

▲発表の様子


 第2回 地域ビジネスとは

 平成29年5月31日、第2回豊岡稽古堂塾を開催しました。

 今回は、臼井事務所代表で竹野地区の地域プロデューサーの臼井冬彦さんを迎え「地域ビジネスとは-地域の強みを活かした"なりわい"興し-」というタイトルの講義を行いました。

 臼井さん

 ▲講師:臼井 冬彦さん 

 講義では、世界や日本における観光産業の概要についてデータで示し、観光はこれから確実に 伸びる産業としました。しかしながら、地域ビジネスの一つの「手段」として観光を取り上げ「目的」ではなく地域のためにならないならば拒否するべきと強調しました。

 そのほか、観光の6次産業化やマーケティングの重要性について具体事例を交えながら分かりやすく説明しました。

 講義風景

 講義風景

 ▲講義風景

 臼井さんは、今期の稽古堂塾においてメインの講師で、今後も講義や発表の場で関わります。 


第1回 開講式

 平成29年5月26日、豊岡稽古堂塾 第4期開講式を行いました。

【豊岡稽古堂塾とは】
  講義・演習、グループワークにより、戦略的に考え、実行する能力を身につけ、未来の豊岡市を担う人材を育成することを目的とした塾。民間の方と市職員が交流することで、民・官を超えたネットワークづくりを図ります。

 第4期は、一般14人、市職員10人の24人が参加します。

 開講に当たり、塾長の中貝市長が「豊岡の挑戦」をテーマに講義を行い、豊岡の現状、目指しているまちの姿について塾生間で共有しました。

講義風景

講義風景

▲塾長講義の様子

 また、受講生による自己紹介で「私が好きな豊岡」について1分間のスピーチをした後、懇親会を行いました。

自己紹介

▲自己紹介の様子

懇親会の様子

▲懇親会の様子



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問合せ

環境経済部 環境経済課
Tel:0796-23-4480
Fax:0796-22-3872
E-mail:ecovalley@city.toyooka.lg.jp
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