新年 年頭のごあいさつ

 

新年 年頭のごあいさつ

豊岡市長 中貝宗治

豊岡市長 中貝宗治

 あけましておめでとうございます。
 市民の皆様にとって、今年が一年を通じて笑顔あふれる年になりますように。

 今年も、豊岡市政の最大の課題は地方創生=人口減少対策です。
 人口減少の要因は、はっきりしています。若者の社会減です。
10代で大幅な転出超過が起きています。特に高校卒業時には約8割の若者が豊岡を離れます。20代では転入超過となっていますが、10代で失われた人口の約35%しか回復していません。
 豊岡には大学がないし、若者が広い世界を見てみたいと思うのは当然です。10代の転出超過は、やむを得ない。しかし、なぜ20代でこんなにも帰ってこないのか。
 「地方は貧しくて、つまらない」という強烈なイメージが若い人たちの足を止めていると私たちは考えています。大企業はないし、所得格差もある。おまけに、優れた芸術文化に触れることはめったにできないし、おしゃれな店も通りもない。そこで否定されているのは、単に地方における所得の低さではなく、地方で暮らすことの価値そのものです。
 とすると、私たちがやるべきことは「豊岡に暮らすことの価値の創造と再創造」です。
 そして、その旗印が「小さな世界都市」、すなわち「ローカル&グローバル」です。 
 グローバル化の進展で、世界は急速に同じ顔になりつつあります。このような中で、逆に、ローカルであること、地域固有であることが個性となって、世界で輝くチャンスにつながります。
 また、グローバル化の進展で、世界は急速に小さくなりつつあります。インターネットの発達によって、豊岡のような小さなまちでも、世界の人々とダイレクトにつながることができるようになりました。
 同時に、私たちは、世界に通用するローカルを磨いていかなければなりません。
 豊岡は、間違いなくその道を歩んでいます。近年、豊岡固有の魅力にひかれて、外国人宿泊客が市全体で急増しています。
 コウノトリの野生復帰は世界から高い評価を受けています。昨年は、メキシコで開かれた生物多様性条約第13回締約国会議のサイドイベントで、豊岡の取組みをアピールしてきました。
 コウノトリ育む農法のお米は、ニューヨークで大人気の高級和食レストランで、継続的に使用されることになりました。
 城崎国際アートセンターには、国内外から優れたアーティストが続々と訪れ、創作活動を行っています。
 豊岡には、大都市とは別の価値観に基づく豊かさがあり、やりがいのある仕事があり、おもしろさがあります。その価値を再発見し、市民一丸となってその実を圧倒的に強めていきたいと思います。

 


問合せ

政策調整部 秘書広報課 広報・交流係
Tel:0796-21-9035
Fax:0796-24-1004
E-mail:kouhou@city.toyooka.lg.jp
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?