市長定例記者会見(平成26年6月2日)

市長定例記者会見(平成26年6月2日)

【日  時】 平成26年6月2日(月) 午後1時15分~2時

【場  所】 豊岡市役所 3階 庁議室


【会見事項】
1 第5回自治体国際協力フォーラム(フランス・パリ)に出席
  〜豊岡を世界に売り込め〜(資料1

2 第34回兵庫神鍋高原マラソン全国大会
  ~気持ち新たに 初夏の高原でおもてなし~(資料2)
3 「豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会」を設立
  ~地域のかけがえのない財産を守る~(資料3-1、3-2)
4 第10回水害サミット
  ~激甚災害被災自治体の経験を広く生かすために~(資料4)

 

 ≪質疑応答≫(発言要旨)

2 第34回兵庫神鍋高原マラソン全国大会 
    ~気持ち新たに 初夏の高原でおもてなし~

Q1 第34回兵庫神鍋高原マラソン全国大会が開催されるのは、暑い季節ですが対策はありますか。
A1 マラソンに参加する一番基本の作法は、自分自身で健康のチェックをしてもらうことです。私たちは、そのことを訴えることはもちろんですが、救命士、医師、保健師などを適宜配置し、豊岡病院と連携することになっています。
 これまで8月に開催していた大会を、今回6月に持ってきた最大の理由は、過去3回続けて、ランナーが走っている最中に倒れられたということで、それを避けました。
 しかし、過去3回の事例では、連携が全て非常にうまくいきました。配置していた救命士あるいは医師が適切な処置をし、ドクターヘリが出動して、事なきを得ました。緊急手術も行われましたが、後遺症もなく、倒れた方は感謝をされたと聞いています。その体制を感度良く動かしていくということになろうかと思います。特に、ドクターヘリがありますので、他の地域のマラソンに比べると、その辺の備えはより強いのではないかと思っています。 

Q2 今年はすでに猛暑日を記録している中で、今回は6月開催ですが、来年以降はもう少し早い時期に開催するということはないですか。
A2 できれば5月開催がベストです。
 しかし、5月は農家が田んぼで耕運をする時期で、大会ボランティアのマンパワーが不足するということが一つあります。二つ目に、耕運機が車道を走りますので、田んぼの泥が道路上点々として、その結果マラソンのコースとして不適切になってしまうという要素があり、今回は6月開催にいたしました。
 しかしながら、農作業が5月中ずっとあるわけではありませんので、再度地元側と調整をして、もし可能であれば、開催時期を早めたいと考えています。これは今後の課題です。

Q3 5月開催と言わずに、3月や4月に開催することはできないのですか。
A3 3月開催になりますと、市では予算を審議する議会の開催があり、市役所自体が身動きが取れない状況にあります。
 4月開催になると、市役所の人事異動で職員が変わったばかりであったり、さまざまなイベントが4・5月は目白押しになっていることなどがあります。
 また、準備自体をもっと早く始めなければなりませんので、準備にかかる時期なども考えると、5月ぐらいの開催がベストではないかと考えています。

Q4 大会を秋に開催することはいかがですか。
A4 秋はイベントが重なっています。豊岡だけのイベントではありませんので、他市町のイベントも見ていく必要があります。また、台風という問題があります。

5 「豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会」を設立
~地域のかけがえのない財産を守る~

Q1 建築基準法の適用外指定を受けることで、今までできなかった3階建ての木造建築物の改築ができるのですか。
A1 はい、そうです。今まで旅館であったが閉めてしまって、誰かが買い取り、旅館は大変だからレストランをしようかというと、用途変更になり、一から建築基準法の建築確認を取らなければならなくなります。そうなると、耐震性能はもうないとか、耐火性能も今の基準ではないなどが出てきて、今のままでは結局用途変更はできないことになります。

Q2 旅館をやりながら改築することは、問題ないのですか。
A2 大きな改築はできません。構造に関わるようなものに手をつけようとすると、建築基準法の建築確認を取らなければいけないことになります。そうするとたちどころに不適格になります。耐火というところでアウトです。

Q3 兵庫県全体が国家戦略特区に指定されたことと、建築基準法の適用除外はリンクしているのですか。
A3 リンクしています。特区を受けることによって、適用除外がよりやりやすくなります。
 適用除外の規定自体はこれまでから建築基準法の中にあります。しかし、現実には非常に難しくて、なかなか機能していませんでした。それが特区に指定されることによって可能になってきました。

Q4 制度としてはそうだと思いますが、やはり構造とか防火の基準でいけば、何らかの強化をしないといけないと思いますがいかがですか。
A4 どうすればいいのかということを、豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会で決めていきます。基準を作るというのは、単に耐震性能をいくら以上にしなさいというだけではなくて、それを実現するためにはどういう構法ができるのかという具体例をあわせて基準を作っていきます。場合によっては、新たな技術が必要になるかもしれませんし、あるいは伝統的な構法で耐震性能がどれくらいあるのかということを実際に調べてみることになるかもしれません。
 市の求めに応じて、別途、耐震ふすま(ふすまの中に耐震性を忍び込ませる)という研究が進められています。耐震ふすまをはめると、少なくともその部屋は壊れません。壊れない部屋が一つあると、他の部屋もそれに引きずられて壊れても斜めに残ります。空間が残りますから助かる確率が高くなるといった検討を進めています。
 建築基準法の適用除外にするには、耐火の不安なところはこんなふうに対応する、耐震のところはこう対応するということを検討しないといけません。すでにこれまでにもさまざまな蓄積が日本にはあるはずです。新たに作り出すだけではなく、そういうものもよく検討して、基準としてまとめあげていくことになります。

Q5 「安全かつ安心に利活用できる歴史的建築物の構造基準等の検討を進めていく」ということで、具体的に考えていることは何ですか。
A5 現行法と照らし合わせて既存不適格な部分を洗い出し、地元の消防団なども担保にしながら、総合評価でクリアできるように考えています。古い建物の木造建築の耐震などを考慮した計算方法がありますので、その方法でどれぐらいの耐震性があるのかを検討したいと思います。今後、検討委員会で検討していきます。

Q6 耐震ふすま以外に何かあるのですか。
A6 今特に具体的な新技術は考えていませんが、例えば、避難経路で城崎は3階に外部はしごがあります。煙の被害から逃げられるような、今ある設備でどれだけ対応できるかということも考えていきたいと思います。

Q7 伝統的建築物だから残したいが、耐震および耐火能力がなく、そこのギャップを埋めるためにどうするかということを今後考えるということですか。
A7 はい、そうです。

Q8 第1回検討委員会が6月28日ですが、成果を出す目標はいつですか。
A8 今年度内に審査基準案を作ることを目標にしています。

Q9 国土交通省に、審査基準案を申請して了解をもらうという流れですか。
A9 兵庫県の建築審査会に審査基準案を送り、県から建築審査会にこういうことにしますというふうに報告がなされ、了解を取りつけた上で、市が正式に基準にします。市の景観条例はすでにありますから、その条例の改正をして、認定景観条例重要建築物の指定を定める条文を3月に議会に出すということになります。適用除外の審査がありますが、作っていただいた案をそのときの審査基準としてしっかりと位置づけます。

Q10 今の建築基準法で、城崎の美しい旅館街の景観がなくなるおそれがあるの同様の観光地や旅館街、温泉街が、他の地域にあるのですか。
A10 長野県の渋温泉に3階建ての建物がありますが、そこの状況は分かりません。

Q11 全国で初めての試みとして、歴史的建築物を守っていこうということですか。
A11 はい、そうです。

Q12 2020年のオリンピックというのが、この取組みの一つのキーワードですか。
A12 国が乗り出すきっかけの一つになっていると思います。豊岡市は、以前からこの問題を意識していました。

Q13 その他条例をつくるということですか。
A13 景観条例はすでにあります。建築基準法の第三条に書かれているその他の条例、これを作るということです。その条例で、「現状変更の規制、保存のための措置が講じられている建築物であって、特定行政庁建設審査会の同意を得て指定したもの」となりますから、この規定がゆるやかにというかスムーズに動けるような仕組みをしっかり作っていこうというものです。この特定行政庁が建築審査会の同意を得て指定したものということの同意がなかなか難しかったわけです。今私たちがやろうとしている仕組みができれば、県はそこを尊重して実質的な判断はしないということになります。城崎温泉のあそこの旅館をこういうふうに改築しようとしているが、豊岡市の審議会が豊岡市が作った基準に照らしてオッケーだと言えば、県はそれを尊重して適用除外にするという仕組みを、きちんと作っていこうということが今回の狙いです。

Q13 仕組みが新しくなった後も、検討委員会が改築や用途変更の申請を受けるということですか。
A13 組織は検討委員会ではなくて、3月に予定している景観条例の改正の中で、これを審議する審議会を設けます。その審議会が、基準に合致してるかどうかのチェックをすることになります。

Q14 検討委員会と審査会はメンバーは同じですか。
A14 検討委員会委員の何人かは、審査会に入っていただくことになります。 



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Fax:0796-24-1004
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