運動遊び効果検証5 身体運動が小学生の認知機能及び気分にもたらす効果は

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ページ番号1001755  更新日 平成30年5月23日

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小学生は運動をすると学力向上が期待できる

 幼児期の子どもたちに対する運動遊びは集中力を向上させる効果があることが分かりました。
 では、小学生に対する効果はどうでしょうか。そこで小学5年生を対象に運動した場合と何もしなかった場合を設定し、身体運動が学力向上に効果をもたらすか検証しました。

実験の様子

写真:実験の様子1
みんなで長縄跳びをしました
写真:知能検査用紙
認知機能を評価する知能検査
(東大A-S知能検査H版、H版Ⅱ型)
と気分尺度調査を実施

結果

グラフ:気分の変化
学校の授業では学習効率をよくするために、赤丸の状態に導くことが望ましい。
グラフ:図形・論理的思考力
知能検査の結果

 この結果、 知能検査では図形・論理的思考力において有意な差が見られました。また、運動する前と後に気分尺度評定を実施したところ、精神的に良い状態になっていることが明らかになりました。

 これらのことから、一過性の身体運動が知能検査の得点を向上させること、また、このとき、児童の心理状態も良い状態に変わることが確認できました。

その他、これまでの先行研究で分かっていること

  1. 小学生の学習能力(成績)は持久力に比例して高くなっています。 
  2. 習慣的運動、それに伴う有酸素能力の向上は、子どもの実行機能を改善させます。
  3. 一般成人を対象とした実験では、継続して10分程度の運動を行うと脳活動が活発になりました。

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