おもしろい!できたー!やったー!こころ豊かな子どもを育成する取組 運動遊び事業

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1001748  更新日 平成30年5月21日

印刷大きな文字で印刷


兵庫県豊岡市では運動遊び事業を本格的に導入し、事業展開しています!!

 豊岡市では、子どもたちが心身ともに健やかに成長できるよう、保育園・幼稚園・こども園において、動的な遊びを日常保育の中に積極的に取り入れるとともに、運動遊び担当職員が各園や小学校、子育てセンターなどを巡回訪問し、幼児期における運動遊び事業を推進・展開しています。 

運動遊び事業の取組内容

 市内各園では「柳沢運動プログラム」を共通の内容とし、鉄棒や跳び箱などを用いた運動遊びを積極的に行っています。また園独自の、竹馬やフラフープなどを用いた様々な運動遊びに取り組んでいます。

なぜ、運動遊び事業を推進しているのか?

現在の子どもたちを取り巻く環境

 現在の子どもたちを取り巻く社会的環境は、少子化・情報化の進展、テレビ視聴時間の増加、テレビゲームの普及などにより大きく変化してきました。これにより子どもたちの遊びは、“群れ遊び”が少なくなり、「動的な遊び」から「静的な遊び」へと移行しました。
 そして、この遊びの変化こそが、体力の低下だけでなく「キレる」「荒れる」「校内暴力」などといった「こころ」に関する教育問題と大きく関係していることが分かってきました。

幼児期の全身運動が「脳」を育て「こころ」を育てます

 実は、子どもたちは身体を使った“群れ遊び”をとおして友だちとのコミュニケーションを学び、運動する喜びを経験し、心まで育てていたことが分かってきました。
 脳の前頭葉の中には運動をつかさどっている「運動野」という部分が、また、感情をコントロールする「前頭前野」という部分があります。  (注:イラスト参照)
 運動野は身体を動かすことによって活性化しますが、このとき、前頭葉全体の血流量が増加することによって、前頭前野も同時に活性化します。つまり、「全身運動することによって、前頭前野が活性化し、感情をコントロールする力(=注意力や抑制力や判断力)が、よりうまく働くようになる」のです。
 また、1日の活動量とコミュニケーション量(会話数)は、比例することも分かってきました。身体を動かす遊びや全身運動は、丈夫な身体をつくるためだけでなく、「脳」や「こころ」の発達にも役立っているのです。 

イラスト:左大脳半球 前頭葉:「運動野」「前頭前野」思考、感情、意欲、注意力などと関係 頭頂葉:触覚や物の動きの理解などと関係 後頭葉:見ることと関係 側頭葉:音や言葉の理解と関係

左大脳半球イラスト
 大脳は前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉に分けられ、各部位ごとに役割分担をしています。(イラスト参照)
 前頭葉は、意思・言語・自我や自己抑制力といった、人間が人間らしく生きるための活動を担っており、ヒトと他の高等動物の脳で一番違うのは、この“前頭葉”です。