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「御用地館」は、日本の渚百選や日本の水浴場88選に選定された白砂青松で遠浅の竹野浜海水浴場の一角にあります。
建物は、二階建ての母屋と茶室を備えた離れ、土蔵や庇を活用したギャラリー、美術館、東の庭園・中庭などから構成されています。
また、この屋は、「大坂夏の陣」の後に大阪の住吉大社の関係者がこの地に居を構えたことから「住吉屋」とも呼ばれています。
三百年以上の歴史をもつ住吉屋は、江戸期には庄屋・酒造・北前船の船主として栄えてきました。
文化三年には、伊能忠敬が全国測量の宿として、また、翌年四年には儒学者柴野栗山がここを訪れて、書を残しています。
明治時代になると、北前船「栄寿丸」の船主として大きな財力を成しました。
その後も、郵便局、鉱山、製錬所など手広く商売をしています。
通りに面した建物は当時のままを復元し、中庭にあった土蔵をギャラリーにしました。
建物の愛称は「御用地館」、このあたりの昔ながらの呼び名をとって名付けました。
この地の人々が味わってきたゆったりとした空間と時の流れをお楽しみください。 |
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