新公会計制度により作成した財務4表

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ページ番号1003117  更新日 平成30年5月28日

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新地方公会計制度による財務書類を作成しました

 地方公共団体の予算・決算制度は、現金主義の考え方で行われていることから、従来の貸借対照表および行政コスト計算書についても、現金主義の考え方に基づき作成されていました。しかし、より正確な行政コストの把握など諸課題を解消するために、企業会計で用いられる発生主義および複式簿記の考え方を導入した財務4表(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書)を作成・整備し、資産・債務の適正な管理を進めていくものです。

財務4表とは

貸借対照表

 会計年度末の、地方公共団体の財政状態(資産保有状況と財源調達状況)を表す財務書類

行政コスト計算書

 一会計期間内の、資産形成を伴わない経常的な行政活動に伴う純経常費用(純行政コスト)を表す財務書類

純資産変動計算書

 一会計期間内の、貸借対照表の純資産の部に計上されている各項目がどのように変動したかを表す財務書類

資金収支計算書

 一会計期間の、地方公共団体の行政活動に伴う現金等の資金の流れを性質の異なる三つの活動に分けて表示した財務書類

財務書類4表の相関図

作成モデル

 新地方公会計制度により作成する財務4表は、次の二つのいずれかの方法で作成することとされています。

基準モデル

 民間企業会計の考え方を基に、個々の取引情報を発生主義により発生の都度または期末に一括して複式記帳して作成するモデル

総務省方式改訂モデル

 地方財政状況調査(決算統計)の情報を活用して、従来の総務省方式を段階的に改善しながら作成するモデル
 豊岡市では「総務省方式改訂モデル」により、次のとおり、財務4表の作成・整備を行っています。

図:連結財務書類の範囲


 今後、作成した財務書類の分析を行うことで、財政運営上の具体的目標数値としての設定や、財政運営の方向性の検討に用いるなど「資産・債務改革」のツール(道具)として活用していきます。

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このページに関する問合せ

行政管理部 財政課 財政係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9014 ファクス:0796-24-5932
問合せは専用フォームを利用してください。