「ENEOSわくわく生き物学校2018」を開催しました

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ページ番号1005505  更新日 平成30年7月5日

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集合写真:コウノトリの郷公園で撮影

 豊岡市では、コウノトリ野生復帰の取組みを通じた生物多様性保全活動を進めています。

 その一環として、未来を担う子どもたちにこの取組みを知ってもらうとともに、湿地や生物多様性の仕組み、生き物などに対する正しい知識と体験の場を提供するため、JXTGエネルギー株式会社の協賛のもと、1泊2日の環境体験学習プログラム「ENEOSわくわく生き物学校」を開催しています。

 この学校は平成21年度から始まり、今年で10回目の実施です。今回は、兵庫県、大阪府、和歌山県から11組22人の親子が参加し、科学的な観点も交えながらラムサール条約湿地や生き物について楽しく学び、体験しました。  

主催

豊岡市

協賛
JXTGエネルギー株式会社
協力
兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県立コウノトリの郷公園、コウノトリ湿地ネット、豊岡市田結区
後援
環境省近畿地方環境事務所

活動の様子

1日目(6月23日)

 まずは、コウノトリ野生復帰の拠点施設「兵庫県立コウノトリの郷公園」へ。
 普段は入ることのできない非公開エリアの飼育施設でコウノトリを間近で観察したり、コウノトリの飼育員からその生態について説明を受けました。目の前で餌を食べる迫力にくぎ付け!
 

左:非公開ケージの前で飼育員の説明を聞く参加者、右:ケージの中を見る参加者

 今年の活動フィールドもラムサール条約湿地の「田結湿地」。
 まずは、みんなで一緒に湿地や川で暮らす生き物を調査します。ウェーダー(胴長靴)を履くとテンションもあがります。歩き慣れない湿地に四苦八苦しながらも、モクズガニ、ドジョウ、ヤゴ、カエルなどの生き物を見つけました。アオダイショウにも興味津々、湿地が育む豊かな生態系を実感しました。
 最後に湿地の中を流れる田結川にカニカゴを仕掛けます。何匹のモクズガニがかかるか楽しみです。

左:ウェーダーを着用する様子、右:川で生きものを観察

左:湿地で生きもの探し、右:見つけた生きものの説明を受ける参加者

左:アオダイショウを囲む参加者、右:カニカゴの説明を受ける参加者

 田結湿地の豊かさを体感した後は「生き物を増やす方法」について考えます。
 今年の田結湿地は、湿地上部にある貯留池から川へ水が漏れていたので、湿地の一部が乾燥し始めていました。どうすれば湿地に水を戻せるか、そしてたくさんの生き物のすみかを増やすことができるか。県立人と自然の博物館の三橋弘宗さんの指導を受けながら、多様な生き物が暮らせる湿地づくりについて考えました。

「生きものを増やす方法」についてグループで考える参加者

 地元でとれた魚介類など湿地の恵みを堪能した夕食の後は、夜の海岸と湿地へナイトツアー。
 海岸を走り回る“スナガニ”や湿地を乱舞する“ゲンジボタル”や“ヘイケボタル”、山際でチカッと光る“ヒメボタル”を観察し、初夏の田結湿地を楽しみました。

左:スナガニを見つけた参加者、中央・右:スナガニを捕まえた子どもたち

2日目(6月24日)

 2日目の朝。昨日仕掛けたカニカゴを引き上げると、モクズガニやテナガエビがかかっていました。田結川の上流と河口付近では仕掛けにかかる生き物が違うことを学びました。

カニカゴの中を確認

 朝食のあとは、生き物のすみかづくりの実践です。今年の田結湿地の課題は大きく二つ。
 一つ目は湿地上部にある貯留池から川へ水が漏れていること。まずはこの水漏れを修復しなければ、湿地に水が行き渡りません。全員で修復作業に取り掛かります。あぜ板を打ち込んだ後は、石や土で固めます。
 一時間後、水漏れが止まり湿地にたくさんの水が流れ込むようになりました!

湿地修復作業の様子(4枚)

左:湿地修復作業の様子、右:修復された湿地

 そして二つ目の課題は、湿地の中に川のような水の通り道ができてしまって、湿地全体に水が行き渡らなくなっていることです。
 貯留池から湿地内に流れ込むようになった水を湿地全体に行き渡らせるためには、水を迂回させる水路を作るなどの工夫が必要です。グループごとに前日の夕方に考えた作戦を実行していきます。全員でスコップとくわを手に作業を開始。生き物のすみかを増やす取組みにチャレンジしました。あぜをつくってせき止めるグループ、新たに池を掘るグループ、長い水路を作るグループもあります。

湿地修復作業の様子と感想発表の様子(6枚)

 作業開始から1時間。湿地のあちらこちらに少しずつ水が行き渡り始めました。来年の今ごろは、今年以上にたくさんの生き物に出会えることでしょう。
 たくさんの生き物が田結湿地で待っています。皆さんもぜひ、豊かな田結湿地へお越しください!

 参加者の皆さん、ご協力いただいた企業、研究者、地元の皆さんありがとうございました!!

集合写真:田結湿地で撮影

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このページに関する問合せ

コウノトリ共生部 コウノトリ共生課 自然再生係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9017 ファクス:0796-24-7801
問合せは専用フォームを利用してください。