

古代但馬の都であった但馬国府は、何度か移転をしていることが分かっています。『日本後紀』延暦23年(804)正月条には、「但馬国治を気多郡高田郷に遷す」と記されているからです。移転後の国府は、これまでの調査・研究により、豊岡市日高町祢布にある祢布ヶ森遺跡が中心となっていることが明らかになっています。
さらに、祢布ヶ森遺跡の周辺には、官衙的色彩の濃い遺跡が点在しています。例えば、祢布ヶ森遺跡の北東に位置する深田遺跡からは、木簡や墨書土器、祭祀具などが多く出土しているほか、川岸遺跡からも大量の祭祀具が出土していて、いずれも但馬国府に深く関連する遺跡であると考えられています。
しかし、祢布ヶ森遺跡と深田遺跡・川岸遺跡の関係性は十分に解明できていません。そこで、今回の企画展では、祢布ヶ森遺跡の周辺に広がる遺跡を紹介し、但馬国府の中心をなす祢布ヶ森遺跡との関係を探ります。
| T 会 期 |
平成23年12月8日(木)〜平成24年2月28日(火) |
| U 会 場 |
但馬国府・国分寺館 企画展示室 |
| V 主 催 |
豊岡市教育委員会 |
W 展示内容と
主な展示品 |
1 但馬国府の中心、祢布ヶ森遺跡
- 祢布ヶ森遺跡出土
木簡、木製品、祭祀具、墨書土器、須恵器、
土師器など
2 深田遺跡
- 深田遺跡出土
木簡、木製品、墨書土器、金属製品、須恵器、
土師器など
(一部兵庫県指定文化財。兵庫県立考古博物館蔵)
3 川岸遺跡
- 川岸遺跡出土
人形、斎串、馬形、木製品、須恵器、土師器など
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| X 関連イベント |
【講座・展示解説】
1.館長講座「但馬国府の謎を探る」
日 時 : 平成24年2月11日(土) 午後1時30分〜
会 場 : 但馬国府・国分寺館 映像ホール
講 師 : 当館館長 加賀見省一
2.学芸員講座「但馬国府の景観」
日 時 : 平成24年1月21日(土) 午後1時30分〜
会 場 : 但馬国府・国分寺館 映像ホール
講 師 : 当館学芸員 前岡孝彰
*講座のあと展示解説をおこないます。
*1,2とも予約不要。定員40名。
*聴講には入館料が必要です。 |
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