豊岡市 toyooka city hyogo prefecture

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学術情報(知の集積)

学術研究補助事業

 豊岡市では、平成16年から、大学生・大学院生を対象に「コウノトリの野生復帰学術研究奨励補助制度」を設け、コウノトリ野生復帰を基本テーマとした自然環境や社会環境についての調査・研究活動への支援を行っています。
 これまで、44の個人と18グループ(平成25年度まで)が、研究を行いました。


▲研究に対しては、フィールドの選定やヒアリング対象者のアポイントなども支援しています。


▲学生は、豊岡をフィールドにした研究で、研究成果以外にもさまざまなものを豊岡に残してくれます。


▲研究成果を発表する「学術研究発表会」も開催しています。

研究フィールドとしての活用

 市内田結(たい)地区の元水田である田結湿地は、平成20年度から、東京大学と国連大学高等研究所と連携して実施した講義・演習・実習統合型教育プログラム「日本・アジアSATOYAMA教育イニシアティブ」のフィールド実習の場として活用されてきました。里山に代表される伝統的な地域資源の利用・管理システムへの理解を深めるとともに、フィールドでの実践および国際的な交流を通じて、アジアや世界に発信できる国際的な環境リーダーの育成を目的としたこのプログラムは、平成23年度からは、フィールド科学総合演習のフィールドとして、大学院生の学びの場となっています。

田結の特徴的な自然とともに生物多様性保全や自然再生の取り組みを調査。

里地里山(=Satoyama)の生物多様性保全と自然再生に必要となる、基本的な視点やモニタリングの技術の習得を目指します。

生態系の調査と同時に、地域の方々とのコミュニケーションの方法や生物多様性保全と両立した地域振興の考え方などを習得することも目的としてさまざまな実習が行われます。

実習の成果は、実習期間中に市内で開催する公開ワークショップで発表し、地域住民やNPO、行政関係者と意見交換を行います。

右端に見えるのは、「シカの食害などが植生に与える影響」の研究のためのシカ柵。耕作されていない場所にシカ柵があるのは、不思議な風景といえます。